特許
J-GLOBAL ID:200903015160275203

熱伝導性と曲げ加工性に優れたアルミニウム合金圧延板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-087078
公開番号(公開出願番号):特開2009-242813
出願日: 2008年03月28日
公開日(公表日): 2009年10月22日
要約:
【課題】放熱部品用材として必要な熱伝導性・強度・曲げ加工性を有する圧延板を低コストな製造方法を提供する。【解決手段】Si1.1〜1.5%、Mg0.3〜0.6%、Cu0.6〜0.8%を含有し、さらにTi0.005〜0.15%を単独であるいはB0.0001〜0.05%と共に含有し、不純物としてのFeを0.35%以下に規制し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなるアルミニウム合金の鋳塊に、500〜570°Cの範囲内の温度で1〜24時間の均質化処理を施し、次いで熱間圧延を450°C以上の温度で開始し300°C以下で終了し、さらに20%以上の圧延率で冷間圧延を施した後、200超〜280°Cの最終焼鈍を施す。【選択図】なし
請求項(抜粋):
Si1.1〜1.5%(mass%、以下同じ)、Mg0.3〜0.6%、Cu0.6〜0.8%を含有し、さらにTi0.005〜0.15%を単独であるいはB0.0001〜0.05%と共に含有し、不純物としてのFeを0.35%以下に規制し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなる鋳塊に、500〜570°Cの範囲内の温度で1〜24時間の均質化処理を施し、次いで熱間圧延を450°C以上の温度で開始し300°C以下で終了し、さらに20%以上の圧延率で冷間圧延を施した後、200超〜280°Cの最終焼鈍を施すことにより、最終焼鈍板の導電率が56%IACS以上、引張強さが180N/mm2以上とすることを特徴とする、熱伝導性と強度と曲げ加工性に優れたアルミニウム合金圧延板の製造方法。
IPC (3件):
C22F 1/043 ,  C22C 21/02 ,  C22C 21/06
FI (3件):
C22F1/043 ,  C22C21/02 ,  C22C21/06
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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