特許
J-GLOBAL ID:200903015270676742
電動車両の制動制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181320
公開番号(公開出願番号):特開平10-006967
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で、回生制動に対する液圧制動の追加及び切換を動的液圧出力手段の出力液圧に応じて円滑に行なうと共に、液圧制動終了後に静的液圧出力手段側から動的液圧出力手段側にブレーキ液を適切に戻す。【解決手段】 回生切換手段REとホイールシリンダWCとの間の主液圧路MFに、副液圧路AFを介して動的液圧出力手段DPを接続する。副液圧路AFに制御切換弁手段SV1を介装し、モータ制御手段MCMによる回生制動を行なうときは副液圧路AFを遮断し、液圧制御手段BCMによる液圧制動を行なうときは副液圧路AFを連通する。制御切換弁手段SV1に並列に、ホイールシリンダWCから動的液圧出力手段DPへのブレーキ液の流れを許容し逆方向の流れを制限する逆止弁CVを配設する。更に、圧力差応答遮断弁手段MVを副液圧路AFに設け、動的液圧出力手段DPの液圧低下時に副液圧路AFを遮断する。
請求項(抜粋):
車両の車輪に連結する電動モータと、該電動モータを回転駆動し前記車輪に駆動力を付与すると共に、前記電動モータの回生制動により前記車輪に制動力を付与するモータ制御手段と、ブレーキ操作部材の操作に応じてリザーバのブレーキ液を昇圧して静的液圧を出力する静的液圧出力手段と、前記リザーバのブレーキ液を前記ブレーキ操作部材の操作とは無関係に昇圧してパワー液圧を出力する補助液圧源と、該補助液圧源の出力パワー液圧を前記ブレーキ操作部材の操作に応じて調圧し動的液圧を出力する動的液圧出力手段と、前記車輪に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、該ホイールシリンダに対し前記静的液圧出力手段又は前記動的液圧出力手段の出力液圧を供給し前記車輪に対する制動力を付与する液圧制御手段と、前記静的液圧出力手段と前記ホイールシリンダを接続する主液圧路に介装し、前記モータ制御手段によって前記車輪に制動力を付与するときには前記静的液圧出力手段から前記ホイールシリンダへ供給する液圧を前記静的液圧出力手段の出力液圧より低くし、前記モータ制御手段によって前記車輪に制動力を付与しないときには前記静的液圧出力手段から前記ホイールシリンダへ供給する液圧を前記静的液圧出力手段の出力液圧に一致させる回生切換手段とを備えた電動車両の制動制御装置において、前記回生切換手段と前記ホイールシリンダとの間の前記主液圧路に前記動的液圧出力手段を接続する副液圧路と、該副液圧路に介装し、前記モータ制御手段による回生制動を行なうときは前記副液圧路を遮断し、前記液圧制御手段による液圧制動を行なうときは前記副液圧路を連通する制御切換弁手段と、該制御切換弁手段に対して並列に配設し、前記ホイールシリンダから前記動的液圧出力手段へのブレーキ液の流れを許容し逆方向の流れを制限する逆止弁とを備えたことを特徴とする電動車両の制動制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60T 8/58 Z
, B60L 7/24 D
引用特許: