特許
J-GLOBAL ID:200903015491881642
車輪速センサのロータ歯欠け検出装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-299314
公開番号(公開出願番号):特開2004-132895
出願日: 2002年10月11日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】シグナルロータの歯欠けを高精度に検出できるようにする。【解決手段】電磁ピックアップから、車輪と一体回転するシグナルロータに形成されている歯を検出する都度に出力されるパルス信号に基づき1パルス周期tを産出すると共に、相前後する2つの1パルス周期t(-1),tとの比から1パルス時間比FRPLSを算出し(S3)、1パルス時間比FRPLSが異常域(約0.4≦FRPLS≦約0.6)にあると最初に判定したとき(S7,S11)、1パルス時間比正常時カウンタFRCNTをクリアし(S13)、その後、再度、シグナルロータの同一部位を通過した際のパルス信号に基づいて算出した1パルス時間比FRPLSが異常の領域にあると判定した場合、歯欠けカウンタFRGCNTをインクリメントし(S8)、この歯欠けカウンタFRGCNTが設定値GCNToに達したとき、シグナルロータに歯欠けが発生していると判定する(S9,S10)。【選択図】図3
請求項(抜粋):
車輪と一体回転するシグナルロータと該シグナルロータの外周に対設して該シグナルロータに一定間隔毎に形成されている複数の歯を検出してパルス信号を発生するパルス信号発生手段とを有する車輪速センサと、
上記パルス信号発生手段から出力されるパルス信号に基づき上記シグナルロータの歯欠けを検出する演算ユニットと、
を備える車輪速センサのロータ歯欠け検出装置において、
上記演算ユニットに、
上記パルス信号発生手段からのパルス信号に基づきパルス周期を算出するパルス周期算出手段と、
相前後して算出される2つの上記パルス周期の比から1パルス時間比を算出する1パルス時間比算出手段と、
上記1パルス時間比が異常域にあるか否かを判定する異常域判定手段と、
上記1パルス時間比が正常域にあるか否かを判定する正常域判定手段と、
上記1パルス時間比が異常域にあると最初に判定したとき1パルス時間比正常時カウンタをクリアし、該1パルス時間比が異常域にあると再度判定されるまで1パルス時間比正常時カウンタを上記パルス信号検出毎にインクリメントする1パルス時間比正常時カウンタ手段と、
上記1パルス時間比正常時カウンタの値が上記シグナルロータの歯数から減算定数である3を減算した値に達したときの上記1パルス時間比が異常域にある場合歯欠け有りと判定する歯欠け判定手段と、
を備えることを特徴とする車輪速センサのロータ歯欠け検出装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (4件):
3D046BB01
, 3D046BB28
, 3D046HH36
, 3D046MM06
引用特許: