特許
J-GLOBAL ID:200903015495754459

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-247280
公開番号(公開出願番号):特開平11-082704
出願日: 1997年09月11日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 サーボ起動制御に低圧待機部分を設け、油圧上昇を安定すると共に、学習によってもサーボ起動制御時間を一定に維持し、運転者に与える違和感をなくす。【解決手段】 サーボ起動制御は、油圧サーボのピストンをストロークする所定高圧PS1を供給するファストフィルと、該ピストンがストロークした状態に保持する所定低圧PS2を供給する低圧待機とを有する。入力軸の回転変化が開始するまでの時間tSTを検出して、該時間が目標時間になるように、前記サーボ起動制御のファストフィル時間tSAが補正される。この際、上記ファストフィル時間tSAの変更によっても、最小限の低圧待機時間を確保し得る範囲内において、低圧待機時間tSCを変更することにより、サーボ起動制御時間tSEを一定に維持する。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸から動力が入力される入力軸と、車輪に連結される出力軸と、これら入力軸と出力軸との間で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合要素と、これら摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボと、を備えてなる、自動変速機の油圧制御装置において、少なくとも係合側の摩擦係合要素の油圧サーボに供給される係合圧を調圧する調圧手段と、前記入力軸の回転変化開始を検出する回転変化開始検出手段と、前記係合側摩擦係合要素がトルク容量を生ずる直前の状態にその油圧サーボのピストンをストロークする所定高圧を供給するファストフィルと、該ピストンがストロークした状態に保持する所定低圧を供給する低圧待機と、を有するサーボ起動制御を行うサーボ起動制御手段と、前記回転変化開始までの時間に基づき前記ファストフィル時間を補正すると共に、該ファストフィル時間の変更に伴って前記低圧待機時間を変更することにより、サーボ起動制御時間が一定になるように制御する学習制御手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/02 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:68
引用特許:
審査官引用 (5件)
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