特許
J-GLOBAL ID:200903015727269277

レーダ信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-095939
公開番号(公開出願番号):特開2004-301718
出願日: 2003年03月31日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
【課題】近接目標の受信信号が合成された状況下における、目標の長さの計測確度を向上する。また、干渉信号やノイズ等の不要信号の影響を低減する。【解決手段】目標信号を複数のドップラフィルタバンクによりドップラ周波数毎に分別して一時記憶する記憶器5と、誤警報確率を低減した高いしきい値で1次的に目標検出を行う1次目標検出器7と、位置及びフィルタ番号が近い1次検出信号をグループ化する1次目標標定器8と、1次目標標定結果に応じて前記記憶器5から出力される振幅データに対して、低いしきい値で目標検出を行う2次目標検出器9と、同一フィルタ番号の近接する2次検出信号をグループ化し、その距離方向の長さを求める2次目標標定器10を有する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
目標の物理長に対して高い距離分解能を有するレーダ装置に用いられる信号処理装置において、 位相検波後のコヒーレントI,Qビデオ信号に基づき、ドップラ周波数軸上に複数配置したドップラフィルタバンク毎に振幅データを得るドップラ処理器と、 このドップラ処理器によって得られた各ドップラフィルタバンクの振幅データの中から、同一レンジビンにおける最大振幅値とそのドップラフィルタバンクの番号すなわちフィルタ番号とを選択するフィルタ選択器と、 このフィルタ選択器で選択された最大振幅値に対して、第一のしきい値を適用して目標の有無を検出し、これにより得られた目標の振幅、位置及びフィルタ番号を1次検出信号として出力する1次目標検出器と、 この1次目標検出器の出力する1次検出信号に基づき、同一又は近似するフィルタ番号を有しかつ位置が隣接する1次検出信号同士をグループ化し、そのグループの中心座標又は振幅最大点を1次目標標定位置とし、この1次目標標定位置とそのフィルタ番号とを1次標定結果として出力する1次目標標定器と、 前記ドップラ処理器によって得られた前記ドップラフィルタバンク毎の振幅データを一時的に記憶するとともに、前記1次目標標定器から出力された1次標定結果に基づき、一時記憶していた前記振幅データの中から前記1次目標標定位置及びその付近の位置の振幅データ及びフィルタ番号を出力する記憶器と、 この記憶器が出力する各フィルタ番号毎の振幅データに対して、ノイズレベルより高く前記第一のしきい値よりも低い第二のしきい値を適用して目標の有無を検出し、これにより得られた目標の振幅、位置及びフィルタ番号を2次検出信号として出力する2次目標検出器と、 この2次目標検出器から出力された2次検出信号から、同一のフィルタ番号を有する隣接した2次検出信号同士をグループ化し、その中心座標又は最大振幅点を目標位置として標定する2次目標標定器と、 備えたレーダ信号処理装置。
IPC (1件):
G01S13/532
FI (1件):
G01S13/532
Fターム (13件):
5J070AB01 ,  5J070AC01 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AC20 ,  5J070AD01 ,  5J070AE02 ,  5J070AH21 ,  5J070AH25 ,  5J070AH34 ,  5J070AH39 ,  5J070AK15 ,  5J070BA01
引用特許:
審査官引用 (7件)
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