特許
J-GLOBAL ID:200903015923279612
インバータシステムの並列運転制御回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-273372
公開番号(公開出願番号):特開平8-140357
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 インバータシステム18a, 18bを並列運転した時に、並列配線のリアクトル分6a,6bとフィルタコンデンサ5a,5bとの共振を抑え、安定な横流制御をすることを目的とする。【構成】 インバータ出力電流設定値を演算する手段と、インバータシステムに流れる横流IB1,IB2を検出する手段と、横流検出値を増幅する制御増幅器20a,20bと、インバータ出力電流設定値と制御増幅器20a, 20b出力とを加算する加算器19a, 19bと、加算器出力をインバータ出力電流指令値としてインバータ出力電流を制御するマイナーループを持つインバータシステムの並列運転制御装置。【効果】 並列配線リアクトルとフィルタコンデンサとの共振を抑えることができ、安定した横流制御が可能になるとともに、制御増幅器12a, 12b, 14a, 14bの利得を大きく設定できるので、出力電圧過渡特性や横流制御特性を向上させることができる。
請求項(抜粋):
並列に接続され、共通な負荷に電力を供給するインバータシステムにおいて、直流電力を交流電力に変換するインバータと、前記インバータの交流側に設けられたフィルタリアクトルとフィルタコンデンサとから成る出力フィルタと、インバータ出力電流設定信号を演算する手段と、前記インバータシステムの出力電流と本来流すべき出力電流との差電流を検出する差電流検出回路と、前記差電流検出回路の出力を増幅する制御増幅器と、前記インバータ出力電流設定信号と前記制御増幅器の出力とを正の符号で加算する加算器と、前記加算器の出力をインバータ出力電流指令として前記インバータの前記フィルタリアクトルを流れるインバータ出力電流を制御するマイナーループを有することを特徴とするインバータシステムの並列運転制御回路。
IPC (2件):
引用特許:
前のページに戻る