特許
J-GLOBAL ID:200903016115245120

無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-233496
公開番号(公開出願番号):特開2001-060903
出願日: 1999年08月20日
公開日(公表日): 2001年03月06日
要約:
【要約】【課題】 無線通信装置において、ディジタル変調方式(PSK又はQAM方式等)による送信信号の非線形特性歪み補償の収束を高速化する。【解決手段】 RAM12に電力増幅器4の非線形歪特性を補償するための歪補償係数をチェックコードとともに予め記憶させておく一方、不揮発性メモリ(EEPROM)13 にも前記非線形歪特性を補償するための歪補償係数を記憶させておく。電源投入時には、チェックコード判定部11iにてチェックコードの正否を判定し、同判定が正常であるときにはRAM12の歪補償係数を初期値として使用し、又は同判定がが異常であるときにはEEPROM13の歪補償係数を初期値として使用して歪補償処理部1bにおいて前記変調信号に歪補償の処理を行う。また、電力増幅器4の出力の帰還信号をもとに歪補償係数算出・格納部11gで算出されたデータでRAM12のデータを更新する。
請求項(抜粋):
ディジタル変調方式で変調した所定周波数の搬送波を電力増幅器で増幅して送信する一方、同送信出力の一部を分岐し、復調した信号をもとに歪補償処理手段により前記変調信号に歪補償の処理を行うようにしてなる無線通信装置において、前記電力増幅器の非線形歪特性を補償するための歪補償係数を予め記憶し、バックアップ電源で記憶保持する第1の記憶手段と、前記歪補償係数を予め記憶している不揮発性の第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段の記憶データの正否を判定する判定手段と、前記第1の記憶手段、第2の記憶手段、判定手段及び歪補償処理手段を制御する制御手段を備え、電源投入時には、前記判定手段において前記判定し、前記第1の記憶手段の記憶データが正常であるときには同記憶データに係る歪補償係数を使用し、又は同記憶データが異常であるときには前記第2の記憶手段の歪補償係数を使用して前記歪補償処理手段により前記変調信号に歪補償の処理を行うことを特徴とする無線通信装置。
IPC (5件):
H04B 7/005 ,  H04B 1/10 ,  H04L 27/00 ,  H04L 27/36 ,  H04L 27/20
FI (5件):
H04B 7/005 ,  H04B 1/10 H ,  H04L 27/20 A ,  H04L 27/00 C ,  H04L 27/00 F
Fターム (18件):
5K004AA01 ,  5K004AA05 ,  5K004AA08 ,  5K004BA02 ,  5K004BC01 ,  5K004FE10 ,  5K004FG02 ,  5K004JE03 ,  5K046AA05 ,  5K046BA06 ,  5K046BB05 ,  5K046EE06 ,  5K046EE51 ,  5K046EF01 ,  5K046EF23 ,  5K052BB07 ,  5K052FF01 ,  5K052FF31
引用特許:
審査官引用 (3件)

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