特許
J-GLOBAL ID:200903016318833124

粒子分散型Al合金鋳物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-284797
公開番号(公開出願番号):特開2002-096154
出願日: 2000年09月20日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】【課題】 正確な粒子含有率が不明な各所発生のリターン材を使用して鋳造するに当たり、所望の粒子含有率を維持できるように炉前で簡単迅速に調整するようにした粒子分散型Al合金鋳物の製造方法を提供することである。【解決手段】 粒子含有率不明の分散粒子を含むリターン材を溶解し、撹拌して分散粒子を均等拡散した後にその比重を測定し、予め作成した該粒子分散型Al合金特有の比重と粒子含有率の回帰式に当てはめて現在の粒子含有率および目標粒子含有率との乖離を検知し、前記溶湯を保温したまま静置して分散粒子を母材のAl合金溶湯から分離沈降させた後、上層のAl合金溶湯から算出した所望量だけ汲み出して除去するか、新たにAl合金材を所望量加えて分散粒子の目標粒子含有率と一致するよう調整し、再度、前記溶湯を撹拌して前記粒子を均等に分散させた後、鋳型へ注湯する。
請求項(抜粋):
分散粒子を均等に分散して特性を強化したAl合金鋳物の製造方法において、溶解原料のすべて、または少なくとも一部に粒子含有率不明の分散粒子を含むリターン材を使用して溶解し、溶解した溶湯を撹拌して分散粒子を均等に拡散した後にその比重を測定し、あらかじめ作成した該粒子分散型Al合金特有の比重と粒子含有率の回帰式に当てはめて現在の粒子含有率、および目標粒子含有率との乖離を検知し、前記溶湯を保温したまま静置して比重差によって分散粒子を母材のAl合金溶湯から分離沈降させた後、上層のAl合金溶湯から算出した所望量だけ汲み出して除去するか、新たにAl合金材を所望量加えて分散粒子の目標粒子含有率と一致するよう調整し、再度、前記溶湯を撹拌して前記粒子を均等に分散させた後、鋳型へ注湯することを特徴とする粒子分散型Al合金鋳物の製造方法。
IPC (2件):
B22D 19/14 ,  C22C 1/10
FI (2件):
B22D 19/14 A ,  C22C 1/10 G
Fターム (3件):
4K020AA22 ,  4K020AC01 ,  4K020BB22
引用特許:
審査官引用 (8件)
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