特許
J-GLOBAL ID:200903016359837029

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-097540
公開番号(公開出願番号):特開2008-255399
出願日: 2007年04月03日
公開日(公表日): 2008年10月23日
要約:
【課題】金属バリなどの異物や泥水が混入して潤滑条件が劣化やすい環境で使用された場合の寿命を長くする。【解決手段】軌道輪をなす鋼のクロム含有率を通常より高くし、転動体の転動面の表層部にSi・Mn系窒化物を特定の範囲で存在させる。また、軌道輪と転動体の接触面における残留オーステナイト量の差を特定の範囲に設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内輪および外輪の少なくとも一方は、 炭素(C)の含有率が0.20質量%以上1.20質量%以下、クロム(Cr)の含有率が2.5質量%以上17.0質量%以下、珪素(Si)の含有率が0.10質量%以上1.50質量%以下、マンガン(Mn)の含有率が0.10質量%以上2.0質量%以下、モリブデン(Mo)の含有率が2.0質量%以下、バナジウム(V)の含有率が1.0質量%以下であり、残部鉄および不可避的不純物である鉄鋼製の素材を、所定形状に加工した後、浸炭処理または窒化処理または浸炭窒化処理と焼き入れおよび焼戻し、あるいは焼入れと焼戻しからなる熱処理が施されて得られ、軌道面の表層部の窒素含有率と炭素含有率の合計が0.50質量%以上2.5質量%以下であり、 転動体は、 炭素(C)の含有率が0.30質量%以上1.20質量%以下、クロム(Cr)の含有率が0.5質量%以上2.0質量%以下、珪素(Si)の含有率が0.20質量%以上2.20質量%以下、マンガン(Mn)の含有率が0.20質量%以上2.0質量%以下であり、残部鉄および不可避的不純物である鉄鋼製の素材を、所定形状に加工した後、窒化処理または浸炭窒化処理と焼き入れおよび焼戻しが施されて得られ、 転動面の表層部に、珪素(Si)およびマンガン(Mn)の窒化物からなるSi・Mn系窒化物が、面積比で1.0%以上20%以下の範囲で存在し、 転動面の表層部の窒素含有率が0.2質量%以上2.0質量%以下、炭素含有率が1.0質量%以上2.0質量%以下、軌道面の硬さがHv750以上であることを特徴とする転がり軸受。
IPC (11件):
C22C 38/00 ,  F16C 33/62 ,  F16C 33/34 ,  C22C 38/38 ,  C21D 9/40 ,  C21D 1/06 ,  C21D 1/18 ,  C21D 9/36 ,  C23C 8/22 ,  C23C 8/26 ,  C23C 8/32
FI (15件):
C22C38/00 301N ,  F16C33/62 ,  F16C33/34 ,  C22C38/38 ,  C21D9/40 A ,  C21D1/06 A ,  C21D1/18 P ,  C21D1/18 E ,  C22C38/00 302Z ,  C21D9/40 Z ,  C21D9/36 ,  C22C38/00 301Z ,  C23C8/22 ,  C23C8/26 ,  C23C8/32
Fターム (30件):
3J101BA10 ,  3J101BA70 ,  3J101DA02 ,  3J101DA03 ,  3J101EA01 ,  3J101FA08 ,  3J101FA31 ,  4K028AA01 ,  4K028AA02 ,  4K028AA03 ,  4K028AB01 ,  4K028AC08 ,  4K042AA22 ,  4K042BA02 ,  4K042BA03 ,  4K042BA04 ,  4K042BA08 ,  4K042CA06 ,  4K042CA07 ,  4K042CA08 ,  4K042CA13 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DA06 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DC04 ,  4K042DC05 ,  4K042DD02 ,  4K042DE02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭64-55423号公報
審査官引用 (6件)
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-296267   出願人:日本精工株式会社
  • 円すいころ軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-224628   出願人:日本精工株式会社
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-314905   出願人:日本精工株式会社
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