特許
J-GLOBAL ID:200903016438923631

時系列データ圧縮・解凍装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 波多野 久 ,  関口 俊三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-224081
公開番号(公開出願番号):特開2004-064703
出願日: 2002年07月31日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【課題】ウェーブレット変換に基づく圧縮処理の特徴を最大限に活かし、抽出された変換係数値の位置情報を表す連続ゼロ値の情報と、変換係数値自身の非ゼロ値の情報とを効率的に符号化することで、高い圧縮率を保証する時系列データ圧縮・解凍装置およびその方法を提供する。【解決手段】時系列データ圧縮・解凍装置10は、ウェーブレット変換により抽出された変換係数値と抽出処理からもれてゼロ値化される変換係数値とを量子化処理手段16で整数化して与えられる合成系列である圧縮前情報を、連続するゼロ変換係数値と非ゼロ変換係数値との組み合わせと捉えて、ゼロ変換係数値と非ゼロ変換係数値との各々に対して符号化処理手段17で効率良く符号化するデータ圧縮手段11を備えることで、高圧縮率での時系列データ圧縮を実現する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ウェーブレット変換を用いて時系列データを圧縮・解凍するデータ圧縮手段およびデータ解凍手段を具備した時系列データ圧縮・解凍装置において、 前記データ圧縮手段は、時系列データを圧縮する際に、ウェーブレット変換で時系列データの信号波形特徴として数値的に特徴抽出して得られる変換係数値に対し、この変換係数値の絶対値の大きさに基づいて取捨選択を行い、非選択となった変換係数値をゼロ値で置換して形成される前記時系列データの特徴量情報を適切な有効桁数で整数化した圧縮前情報を出力する量子化処理手段と、 この量子化処理手段で出力された圧縮前情報をゼロ値と非ゼロ値との組み合わせと捉えて前記ゼロ値および非ゼロ値を各々効率良く符号化して圧縮コード化した圧縮データを出力する符号化処理手段とを備え、 前記データ解凍手段は、前記符号化処理手段で出力された圧縮データから前記ゼロ値および非ゼロ値の組み合わせである前記圧縮前情報を復号する復号処理手段と、 この復号処理手段で復号した圧縮前情報に逆量子化処理を行い、特徴量情報を再構成するゲイン調整処理手段と、 このゲイン調整処理手段で再構成された特徴量情報から前記圧縮対象の時系列データの信号波形を再構成する逆ウェーブレット変換手段とを備え、更なる圧縮率向上および前記圧縮データから前記圧縮対象の時系列データの再構成を可能に構成したことを特徴とする時系列データ圧縮・解凍装置。
IPC (1件):
H03M7/30
FI (1件):
H03M7/30 A
Fターム (7件):
5J064AA02 ,  5J064BA08 ,  5J064BA16 ,  5J064BC02 ,  5J064BC16 ,  5J064BC22 ,  5J064BD01
引用特許:
審査官引用 (8件)
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