特許
J-GLOBAL ID:200903016489690542
高張力厚鋼板の溶接継手
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
林 信之
, 安彦 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-077029
公開番号(公開出願番号):特開2007-254767
出願日: 2006年03月20日
公開日(公表日): 2007年10月04日
要約:
【課題】板厚が35mm以上の厚手高張力鋼板を溶接した継手において、脆性破壊発生の破壊靱性値(Kc値)及び脆性破壊き裂伝播停止破壊靱性値(Kca値)の両方が良好な高張力鋼板の溶接継手を提供する。【解決手段】鋼板を、質量%で、C:0.01〜0.3%、Si:0.01〜2%、Mn:0.1〜3%、Al:0.003〜0.1%、N:0.001〜0.01%を含有すると共に、P:0.02%以下及びS:0.01%以下に規制し、残部がFe及び不可避不純物からなる組成とし、鋼板及びその溶接熱影響部における板厚の1/4の位置での2mmVノッチシャルピー衝撃特性を破面遷移温度で-20°C以下とし、更に、鋼板の表面から板厚の1/6の位置までの範囲の降伏応力YPSと、板厚の1/4の位置から板厚中心までの範囲の降伏応力YPCとの比(YPS/YPC)を1.3以下にする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
板厚が35mm以上の高張力厚鋼板を溶接して得た高張力厚鋼板の溶接継手において、
前記鋼板とこの鋼板の溶接熱影響部を含む溶接部とからなり、
前記鋼板は、
質量%で、
C:0.01〜0.3%、
Si:0.01〜2%、
Mn:0.1〜3%、
Al:0.003〜0.1%、
N:0.001〜0.01%を含有すると共に、
P:0.02%以下及び
S:0.01%以下に規制し、
残部がFe及び不可避不純物からなり、
前記鋼板及び前記溶接熱影響部は、板厚の1/4の位置での2mmVノッチシャルピー衝撃特性が破面遷移温度で-20°C以下であり、
かつ前記鋼板の表面から板厚の1/6の位置までの範囲の降伏応力YPSと、板厚の1/4の位置から板厚中心までの範囲の降伏応力YPCとの比(YPS/YPC)が1.3以下であることを特徴とする高張力厚鋼板の溶接継手。
IPC (3件):
C22C 38/00
, C22C 38/06
, C22C 38/58
FI (4件):
C22C38/00 301B
, C22C38/06
, C22C38/58
, C22C38/00 302Z
Fターム (39件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA14
, 4K032AA15
, 4K032AA16
, 4K032AA17
, 4K032AA19
, 4K032AA20
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA31
, 4K032AA32
, 4K032AA33
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA37
, 4K032AA39
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032CA01
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CB01
, 4K032CB02
, 4K032CC02
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD02
, 4K032CD03
, 4K032CD06
, 4K032CF01
, 4K032CF02
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (5件)
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