特許
J-GLOBAL ID:200903016709368671
交換可能NMRフローチューブを有する貫流NMRプローブ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
稲岡 耕作 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-512304
公開番号(公開出願番号):特表2003-505698
出願日: 2000年07月12日
公開日(公表日): 2003年02月12日
要約:
【要約】【課題】容易に挿入および取り外しができるNMRフローチューブを有する貫流NMRプローブを提供する。【解決手段】滑らかなテーパーをつけた内部表面を有するガイドチューブを使用して、貫流NMRプローブ内の下部および上部絶縁体を通してNMRフローチューブを取り付ける。ガイドチューブはプローブの基部から下部絶縁体に導く。流入管が取り付けられたNMRフローチューブはガイドチューブを通してプローブ内に挿入され、プローブの中心軸に沿って配置される。フローチューブは、上部および下部絶縁体内に配置された上部および下部絶縁体リングを使用して合わせられる。NMRフローチューブがその位置に配置されると、フローチューブの出口端が取り外し可能なコネクタで流出管に接続される。このときコネクタの下端は上部絶縁体リングのキー溝内に収まり、フローチューブを分光測定を行う位置にセットする。本発明は高速液体クロマトグラフィー(HPLC)と核磁気共鳴分光分析(NMR)を組み合わせた用途に対して有用である。
請求項(抜粋):
下部開口を有する下部絶縁体と、 前記下部絶縁体の上方に距離をおいて支持されており上部開口を有する上部絶縁体において、前記上部開口はほぼ鉛直の軸上で前記下部開口と整列させられている上部絶縁体と、 前記上部開口内に配置された上部絶縁リングであって、NMRフローチューブを滑動自在に移動するのに十分な内径を有し上面にキー溝が形成されて取り外し可能なコネクタの下端が嵌合するようにされた上部絶縁リングと、 前記下部開口内に配置されてNMRフローチューブを滑動自在に移動するのに十分な内径を有する下部絶縁リングと、 第一の端部と第二の端部と、スペーサリングを滑動自在に移動するのに十分な内径とを有するガイドチューブであって、前記第一の端部において前記下部絶縁体に取り付けられて、ほぼ鉛直な軸に沿って前記下部開口を通って前記上部開口に向かって連通するガイドチューブと、 前記下部絶縁体の下方で前記ガイドチューブ内に滑動自在に配置されたスペーサリングであって、NMRフローチューブの周囲にきつく嵌合するのに十分な内径を有するスペーサリングと、 入口端と出口端を有するNMRフローチューブであって、フローチューブは前記スペーサリング、前記ガイドチューブの前記第一の端部、前記下部開口、前記下部絶縁リング、前記上部開口および前記上部絶縁リングを通って滑動自在に配置されてほぼ鉛直な軸に沿って合わされ、フローチューブの入口端が流入管に接続されているNMRフローチューブと、 前記出口端を流出管に接続する取り外し可能なコネクタであって、前記上部絶縁リングの上面に形成されたキー溝に下端が嵌合した取り外し可能なコネクタとを含んでなる、貫流NMRプローブ。
IPC (4件):
G01R 33/34
, G01N 24/00
, G01N 24/08
, G01N 30/62
FI (4件):
G01N 30/62 E
, G01N 24/04 520 Z
, G01N 24/08 510 D
, G01N 24/00 C
引用特許: