特許
J-GLOBAL ID:200903016940795396

結合回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 奥山 尚一 ,  有原 幸一 ,  松島 鉄男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-143305
公開番号(公開出願番号):特開2008-301045
出願日: 2007年05月30日
公開日(公表日): 2008年12月11日
要約:
【課題】連続的かつ広範囲に信号の位相を変えることができる移相器の機能と電力分配比を設定する機能とを併せ持つ結合回路を提供する。【解決手段】誘電体基板上の入力側マイクロストリップ線路13および出力側マイクロストリップ線路19と、一端部に入力側マイクロストリップ線路13の一端部と結合する第1の結合部33を形成し、他端部に出力側マイクロストリップ線路19の円弧に沿った部位19aと結合する第2の結合部35を形成し、さらに4分の1波長変成器としての機能するインピーダンス変換部37を形成した回転結合導体31とを備える。回転結合導体31の第2の結合部35は、回転結合導体31の長手方向中心軸線を基準として出力側マイクロストリップ線路19の一端部側に位置する第1の部位の結合面積と他端部側に位置する第2の部位の結合面積とを相違させ、かつ第1の部位および第2の部位の突出長をそれぞれ0.2波長以下に設定した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
誘電体基板に形成された入力側マイクロストリップ線路と、 前記誘電体基板に形成され、円弧に沿った部位を有する出力側マイクロストリップ線路と、 前記円弧の中心を通る軸によって一端部が回転可能に支持され、その一端部に前記入力側マイクロストリップ線路の一端部と結合する第1の結合部を形成するとともに、その他端部に前記出力側マイクロストリップ線路の前記円弧に沿った部位と結合する第2の結合部をそれぞれ形成し、前記第2の結合部からλg/4(λgは、前記回転結合導体上における使用周波数の波長)だけ前記第1の結合部側に寄った箇所に至る部位に4分の1波長変成器としての機能を有する負荷インピーダンス回路を形成してなる回転結合導体と、を備え、 前記入力側マイクロストリップ線路の他端部から電力を入力し、前記出力側マイクロストリップ線路の一端部および他端部から所定の分配比で分配された電力をそれぞれ出力させる結合回路であって、 前記第2の結合部は、前記回転結合導体の長手方向中心軸線に対して前記出力側マイクロストリップ線路の一端部側に位置する第1の部位の結合面積と他端部側に位置する第2の部位の結合面積とを、前記所定の分配比が設定されるように互いに相違させ、かつ、前記第1の部位および第2の部位の前記長手方向中心軸線を基準とする突出長をそれぞれ0.2λ(λは、使用周波数の波長)以下に設定したことを特徴とする結合回路。
IPC (1件):
H01P 1/18
FI (1件):
H01P1/18
Fターム (1件):
5J012GA14
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3095676号
  • 特許第3095677号
審査官引用 (3件)
  • 電力分配型移相器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-156577   出願人:古河電気工業株式会社
  • 非接触形結合回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-051205   出願人:電気興業株式会社, エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社
  • 高周波移相器ユニット
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-517457   出願人:カトライン-ベルケ・カーゲー

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