特許
J-GLOBAL ID:200903017402990304

車両用差動機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-589855
公開番号(公開出願番号):特表2002-533627
出願日: 1999年12月10日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】入力シャフト(14)に支持されたピニオンギア(12)からの駆動力を一対の車軸出力シャフト(18、20)に伝達するための差動装置(10)は、差動ケース(22)、リングギア(16)、およびスパイダギアアセンブリ(32)を含む。差動ケース(22)は、単体で造られ、長手方向軸線(26)を画定する長手方向に延在する中心ボア(24)を含む。差動ケース(22)は、中心ボア(24)の内側表面に沿って延在する複数の長手方向スロット(28)を含む。リングギア(16)は、差動ケース(22)によって支持され、入力シャフト(14)に接続されたピニオンギア(12)によって長手方向軸線(26)回りに回転可能である。リングギア(16)は、差動ケース(22)に溶接されるのが好ましい。差動装置(10)は、中心本体部分(38)とその中心本体部分(38)から半径方向外方に延在する複数の脚部(40)とを有するスパイダ部材(34)をも含む。スパイダギア(36)は、各脚部(40)に支持されている。差動ケース(22)は、標準差動機でもスリップ制限差動機とでも使用してもよい。標準差動機では、スパイダ脚部(40)は、締結装置を使用せずに長手方向スロット(28)内に収容され保持される。スリップ制限差動機では、アクチュエータハウジングアセンブリ(76)は、長手方向スロット(28)内に収容されるタブ(82)を含み、スパイダ脚部(40)は、アクチュエータハウジングアセンブリ(76)に反作用する。両方の構成では、スパイダギア(36)は、各車軸(18、20)に取り付けられるサイドギア(42、44)を駆動し、それらが車輪を駆動する。
請求項(抜粋):
入力シャフト(14)から一対の出力シャフト(18、20)に駆動力を伝達するための差動装置(10)であって、 中心ボア(24)を有し、長手方向軸線(26)を画定する単体の差動ケース(22)であって、前記差動ケース(22)の内側表面に沿って延在する複数の長手方向スロット(28)を含む、単体の差動ケース(22)と、 前記差動ケース(22)で支持され、前記入力シャフト(14)に接続されたピニオンギア(12)によって前記長手方向軸線(26)回りに回転可能であるリングギア(16)と、 スパイダ部材(34)および複数のスパイダギア(36)を含むスパイダアセンブリ(32)であって、前記スパイダ部材(34)が、半径方向外方にそれから延在する複数の脚部(40)を備えた中心本体部分(38)を有し、前記脚部(40)のそれぞれが前記スパイダギア(36)の1つを支持し、駆動力が前記入力シャフト(14)から前記出力シャフト(18、20)に伝達されるとき、前記差動ケース(22)、前記リングギア(16)、および前記スパイダアセンブリ(32)が前記長手方向軸線(26)回りに回転するように、前記脚部(40)が前記長手方向スロット(28)内に収容される、スパイダアセンブリ(32)とを具備することを特徴とする差動装置(10)。
Fターム (10件):
3J027FA18 ,  3J027FA19 ,  3J027FA37 ,  3J027FB01 ,  3J027GA02 ,  3J027GB01 ,  3J027GB10 ,  3J027HB07 ,  3J027HC07 ,  3J027HC08
引用特許:
審査官引用 (16件)
  • 特開平1-307546
  • 特開平1-307546
  • 差動歯車の内側支持部を有する差動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-014153   出願人:ジー・ケー・エヌ・ヴィスコドライヴ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
全件表示

前のページに戻る