特許
J-GLOBAL ID:200903017423484387

防振装置用加振器およびそれを用いた能動型防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-089704
公開番号(公開出願番号):特開2000-283214
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 2000年10月13日
要約:
【要約】【課題】 永久磁石とコイルを利用して加振力を得るようにした防振装置用加振器であって、コイルへの給電用リード線の繰り返し変形に起因する耐久性の低下と、永久磁石の装着に伴う出力部材の重量化に起因するエネルギ効率や制御精度の低下を、併せて解消し得る、新規な構造の加振器を提供すること。【解決手段】 軸方向に相対変位可能に配設された軸部材78とハウジング筒部材80の何れか一方の側に、一対の永久磁石部材82,83,100,102,104を軸方向に並べて装着し、それら永久磁石部材の軸方向両側に、互いに逆向きとなる磁極を設定すると共に、それら対を為す永久磁石による磁界の強さを一方において増大させ、他方において減少させるコイル部材を装着した。また、軸部材78とハウジング筒部材80の他方の側には、前記一対の永久磁石によって形成された磁界内に配設されて、コイル部材への通電に伴う磁界の強さの変化により軸方向駆動力が及ぼされる強磁性部材86を装着した。
請求項(抜粋):
軸部材と、該軸部材の軸直角方向外方に離間して、該軸部材に対して軸方向に相対変位可能に配されたハウジング筒部材と、軸方向両側に磁極が設定されて、かかる磁極の極性が互いに逆向きとなるように軸方向に並べられた状態で、前記軸部材と前記ハウジング筒部材の何れか一方の側に固定的に配設された少なくとも一対の永久磁石部材と、かかる対を為す永久磁石部材に対して固定的に配設されて、通電により一方向の磁界を形成することにより、それら対を為す永久磁石部材によってそれぞれ形成された一対の磁界の強さを、一方において増大させると共に、他方において減少させるコイル部材と、前記軸部材と前記ハウジング筒部材の何れか他方の側に固定的に配設されて、前記各対を為す永久磁石によって形成された磁界内に位置せしめられ、それら各対を為す永久磁石によって形成された磁界の強さが、前記コイル部材への通電で相対変化せしめられることによって軸方向駆動力が及ぼされる強磁性部材とを、有することを特徴とする防振装置用加振器。
IPC (3件):
F16F 13/26 ,  B06B 1/04 ,  B60K 5/12
FI (4件):
F16F 13/00 630 C ,  B06B 1/04 Z ,  B60K 5/12 G ,  B60K 5/12 J
Fターム (17件):
3D035CA06 ,  3D035CA08 ,  3D035CA09 ,  3D035CA23 ,  3D035CA42 ,  3J047AA03 ,  3J047CA02 ,  3J047CB10 ,  3J047FA02 ,  5D107AA09 ,  5D107AA13 ,  5D107BB20 ,  5D107CC09 ,  5D107CC10 ,  5D107CD05 ,  5D107EE10 ,  5D107FF10
引用特許:
審査官引用 (3件)

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