特許
J-GLOBAL ID:200903017427905417

ハウジング形管継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 永井 義久 ,  加藤 和孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-192022
公開番号(公開出願番号):特開2008-019976
出願日: 2006年07月12日
公開日(公表日): 2008年01月31日
要約:
【課題】継手を一旦分解しなくとも、管同士を簡易に連結固定できるようにする。【解決手段】一対の略円弧形状の継手セグメント1,1内に設けられた凹溝11,11に、弾性リング2が両端ボルト挿通孔21a,21bの中心同士を結ぶ線L1に対して傾斜された状態に支持されており、かつ、前記凹溝11の両側で半径方向に向かって延出される係止片13,13の両側壁が同線L1に対して非平行であり、ボルト3及びナット4によって両継手セグメント1,1のフランジ20,20間を近接させたときに、両端ボルト挿通孔21a,21bの中心同士を結ぶ線L1が管軸L2に垂直な仮想面Fに平行をなすように各継手セグメント1,1が反対方向に回転され、締付部13aが周方向溝51の遠位端側壁51Aに当接されるハウジング形管継手Hにより解決される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
管端部に周方向溝を有する管同士を連結するハウジング形管継手であって、 前記ハウジング形管継手は、一対の継手セグメントと、管端間をシールする環状の弾性リングと、前記継手セグメント同士を実質的に結合するボルト及びナットとを備え、 前記継手セグメントは、両管端部が収容される略円弧形状の円弧部と、この円弧部端から外方に延出するフランジと、円弧部の内周面に一方円弧端から他方円弧端まで延在するように形成された凹溝と、凹溝の一方側の側壁の一方円弧部端から周方向に90度未満の範囲及び他方側の側壁の他方円弧端から周方向に90度未満の範囲のそれぞれに形成された突起部と、前記凹溝の両側に円弧部の半径方向に向かって起立された係止片と有し、 前記フランジは前記ボルトが挿通されるボルト挿通孔を有し、 前記弾性リングは内周側に延出された環状片を有し、かつ、前記突起部間に支持されてその環状片が両端ボルト挿通孔の中心同士を結んだ基準線に対して非平行をなすようにして前記凹溝内に収容されており、 凹溝両則の係止片のうちの一方の係止片は、外側壁面の一方円弧部端から周方向に90度未満の範囲に周方向溝の遠位端側壁に当接される外側押圧部を有し、他方の係止片は、外側壁面の他方円弧部端から周方向に90度未満の範囲に周方向溝の近位端側壁に当接される外側押圧部を有し、 前記ボルトに対するナットの締め付けによって、各継手セグメントがそれぞれの基準線が管軸に垂直な面に対して所定角をなすまで又は平行となるまでそれぞれ反対方向に回転され、かつ、各基準線が前記面に対してそれぞれ所定角をなしたとき又は平行となったときに、前記締付部が周方向溝の遠位端側壁に当接されるともに、両係止片の内側壁面と周方向溝の近位端側壁との間に間隙を有するように構成されている、ことを特徴とするハウジング形管継手。
IPC (2件):
F16L 21/06 ,  F16L 23/04
FI (2件):
F16L21/06 ,  F16L23/04
Fターム (2件):
3H015DA02 ,  3H016CA03
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • ハウジング形管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-149605   出願人:日本ヴィクトリック株式会社
  • ハウジング形管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-206857   出願人:日本ヴィクトリック株式会社
  • パイプ用ジョイント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-062251   出願人:タイヨージョイント株式会社
審査官引用 (3件)
  • パイプ用ジョイント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-062251   出願人:タイヨージョイント株式会社
  • ハウジング形管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-206857   出願人:日本ヴィクトリック株式会社
  • ハウジング形管継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-149605   出願人:日本ヴィクトリック株式会社

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