特許
J-GLOBAL ID:200903017532200879

ロック付ディスク収納ケースとその開錠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-292408
公開番号(公開出願番号):特開2003-095366
出願日: 2001年09月25日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 ディスク収納ケースの開錠装置への嵌入、脱嵌が容易であって、防犯上の安全性も高く、ロック機構、開錠装置ともに製造コストが廉価であるロック付ディスク収納ケースとその開錠装置を提供する。【解決手段】 可撓性合成樹脂製挟持ロック部材2を、その2片のロック板21a〜bでロック部材嵌着陥凹部12に嵌着挟持させロックする。楔形突片26と楔形突片嵌鈎部16が、ロック板2片の挟圧方向の弾発利用によりラッチ鈎結され、舌状突片28a〜bもケース内に伏在するため、ロック状態は良好である。開場時は挟持ロック部材嵌着部分10を開錠装置3に押し込む。2対計4幹の矩形柱状のラッチ解放杆30がラッチ解放杆挿嵌孔20に挿嵌されると、テーパ突片25によりロック板2片21a〜bが押し広げられラッチが解鈎する一方、挟持ロック部材2は開錠装置3内に残留する。
請求項(抜粋):
2片のボックスフレームが、回動自在に枢結されてなるディスク収納ケースであって、該ケース内に、コンパクト・ディスク等の記憶媒体が着脱自在に固定収納されるとともに、開閉部にロック機構が装設され、該ロック機構にロック部材とボックスフレームとの双方に構成要素を有しこれらを自在に鈎結するラッチ機構が備えられるとともに、ロック部材に備えられたラッチ解放杆挿嵌孔に、別部材であるラッチ解放杆を挿嵌してラッチ機構が解鈎されるロック付ディスク収納ケースにおいて、上記ロック部材が、 可撓性硬質合成樹脂を素材とし、板状片部2片と介片部1片とを、断面U字状ないしコ字状に、連設一体成形してなる挟持ロック部材であって、該挟持ロック部材の板状片部であるロック板2片が、ケース閉鎖ロック時に両ボックスフレームを挟持し、両ボックスフレーム外表面及びこれらの当接域には、挟持ロック部材の持つ厚さ内外の深さのロック部材嵌着陥凹部が形成され、該ロック部材嵌着陥凹部には、上記挟持ロック部材が摺動により自在に密接嵌着されるとともに、上記ラッチ機構が、挟持ロック部材介片部に穿設されるラッチ解放杆挿嵌孔と、挟持ロック部材板状片部に突設されるテーパ突片と、該テーパ突片の近域に連設される楔状突片と、上記ロック部材嵌着陥凹部に形成されるテーパ突片嵌納部と、同じく上記ロック部材嵌着陥凹部に形成される楔状突片嵌鈎部とにより構成され、上記テーパ突片のテーパ面が、ラッチ解放杆挿嵌孔近域より挿嵌方向に向け漸次突出するテーパ面であるとともに、挟持ロック部材のロック部材嵌着陥凹部への密接嵌着時に、上記ラッチ機構の楔状突片が楔状突片嵌鈎部に鈎嵌されるとともに、上記テーパ突片がテーパ突片嵌納部に嵌在する構成であって、ラッチ解放杆挿嵌時に、ラッチ解放杆が、上記テーパ突片嵌納部とテーパ突片テーパ面との間隙を、テーパ面に当接しこれを押し広げつつ挿通する構成とし、少なくとも一方の板状片部の端縁には、板状片部より若干薄い厚さの舌状突片が延設され、該舌状突片を有する板状片部端縁が当接するロック部材嵌着陥凹部端縁に、舌状突片が自在に挿嵌される舌状突片挿嵌孔が穿設されたことを特徴とするロック付ディスク収納ケース。
IPC (3件):
B65D 85/57 ,  E05B 65/00 ,  G11B 23/03 601
FI (3件):
B65D 85/57 C ,  E05B 65/00 G ,  G11B 23/03 601 A
Fターム (3件):
3E036AA05 ,  3E036FA01 ,  3E036FB10
引用特許:
出願人引用 (10件)
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