特許
J-GLOBAL ID:200903017584966446

車両の制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-137787
公開番号(公開出願番号):特開平11-314567
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 一つのブレーキ液圧系統に関し自動加圧による制動制御のための補助加圧が行なわれている状態でブレーキペダルが操作されたときには、他のブレーキ液圧系統に対しても適切且つ確実にブレーキ液圧を付与し得るようにする。【解決手段】 第1のブレーキ液圧系統における少なくとも第2の開閉弁(SI1)を開位置として自動加圧を行なう場合に、バキュームブースタVBにより液圧ポンプHP1の吸込側に対して加圧したブレーキ液を供給し補助加圧を行なうときには、第2のブレーキ液圧系統におけるモジュレータを、ブレーキペダルBPの非操作時には第2のブレーキ液圧系統に接続されたホイールシリンダをマスタシリンダMCから遮断するように駆動し、ブレーキペダルBPの操作時には第2のブレーキ液圧系統に接続されたホイールシリンダをマスタシリンダMCに連通するように駆動する。
請求項(抜粋):
車両の各車輪に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、低圧リザーバのブレーキ液を少なくともブレーキペダルの操作に応じて昇圧しマスタシリンダ液圧を出力するマスタシリンダと、前記ホイールシリンダを二組に分割し該二組のホイールシリンダの各々と前記マスタシリンダとの間を第1及び第2のブレーキ液圧系統を介して接続し、該第1及び第2のブレーキ液圧系統の各々に介装し前記ホイールシリンダの各々のブレーキ液圧を調整する二組のモジュレータと、前記第1及び第2のブレーキ液圧系統の各々に介装し前記モジュレータの各々を介して前記ホイールシリンダの各々に昇圧したブレーキ液を吐出する一対の液圧ポンプと、前記第1及び第2のブレーキ液圧系統の各々に介装し前記マスタシリンダと前記モジュレータとを連通接続する液圧路を開閉する二組の常開の第1の開閉弁と、前記第1及び第2のブレーキ液圧系統の各々に介装し前記低圧リザーバを直接、又は前記マスタシリンダを介して前記液圧ポンプの各々の吸込側に連通接続する液圧路を開閉する二組の常閉の第2の開閉弁と、前記第1及び第2のブレーキ液圧系統の各々における前記第2の開閉弁を含む前記液圧ポンプの吸込側に対し、少なくとも前記第2の開閉弁が開位置となったときに、加圧したブレーキ液を供給し補助加圧を行なう補助加圧手段と、前記第1のブレーキ液圧系統における少なくとも前記第2の開閉弁を開位置とする場合に、前記補助加圧手段による補助加圧を行なうときには、前記第2のブレーキ液圧系統における前記モジュレータを、前記ブレーキペダルの非操作時には前記第2のブレーキ液圧系統に接続された前記ホイールシリンダを前記マスタシリンダから遮断するように駆動し、前記ブレーキペダルの操作時には前記第2のブレーキ液圧系統に接続された前記ホイールシリンダを前記マスタシリンダに連通するように駆動する制動制御手段とを備えたことを特徴とする車両の制動制御装置。
IPC (3件):
B60T 8/40 ,  B60T 8/24 ,  B60T 13/66
FI (3件):
B60T 8/40 C ,  B60T 8/24 ,  B60T 13/66 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 路面走行車における制動圧・制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-228647   出願人:メルセデス-ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト
  • ブレーキ液圧制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-027518   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 車両の旋回制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-166405   出願人:三菱自動車工業株式会社
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