特許
J-GLOBAL ID:200903017615556764

蒸発器及びこの蒸発器を使用したループヒートパイプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  高橋 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-299567
公開番号(公開出願番号):特開2007-315740
出願日: 2006年11月02日
公開日(公表日): 2007年12月06日
要約:
【課題】蒸発器を単純な構造にしてコンパクトサイズにしながらも高い熱交換効率を得る。【解決手段】蒸発器3は、前端側を蒸気管11に連通し且つ後端側を液戻り管15に連結して閉塞する中空円筒形状をなす蒸発器本体17と、この蒸発器本体17の前端側から後端側の途中までの範囲で内部に挿入する円筒形状をなすウィック19と、このウィック19の前端側から後端側の途中までの範囲でウィック19の外周面に、ウィック19の長手方向に垂直な断面で円周方向に交互になす凹凸形状がウィック19の長手方向に延伸されて蒸気流路27を形成したグルーブ部23と、このグルーブ部23の後端に一体化されていると共に外周面に前記グルーブ部を形成しないグルーブ無し部25と、後端側を前記液戻り管15に連通し且つ前端側を前記リザーバ部9内とウィック19の内部に挿入して液戻り管15からの作動液を供給するバイオネット管7と、から構成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
前端側を蒸気管に連通し且つ後端側を液戻り管に連結して閉塞する中空円筒形状の蒸発器本体と、この蒸発器本体の中空円筒形状の内部に挿入すると共に前端側を前記蒸発器本体の中空円筒形状の前端側に位置せしめ、かつ前端側を閉塞した円筒形状のウィックと、後端側を前記液戻り管に連通すると共に前端側を前記ウィックの円筒形状の内部に挿入して前記液戻り管からの作動液を供給するバイオネット管と、を備えた作動液が気化する際の潜熱を利用して冷却する蒸発器であって、 前記ウィックがその長手方向に垂直な断面において円周方向に交互に凹凸形状をなし、且つこの凹凸形状が前記長手方向に向けて設けられ、前記凹部と蒸発器本体との間に蒸気流路を形成したグルーブ部と、このグルーブ部の後端に一体化されていると共に外周面に前記グルーブ部を形成しないグルーブ無し部とを備えていることを特徴とする蒸発器。
IPC (1件):
F28D 15/02
FI (5件):
F28D15/02 103B ,  F28D15/02 E ,  F28D15/02 101L ,  F28D15/02 101J ,  F28D15/02 103Z
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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