特許
J-GLOBAL ID:200903017721583185

電気化学センサ測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-059571
公開番号(公開出願番号):特開2002-257782
出願日: 2001年03月05日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】 測定電極及び校正電極の判別が不要でCPUが各種電極を誤認識無く判断した上で試料電解質溶液中の特定物質の濃度を適確に精度良く測定し得る電気化学センサ測定装置を提供すること。【解決手段】 この装置では、電気化学センサ5の装着をCPU16がセンサ検出回路15からの負荷検出信号の入力で判定した後に測定モードに移行し、電気化学センサ5の作用極2及び参照極4を電位制御回路12により一定の電位に保つように電圧印加し、作用極2及び対極3の間に発生する試料電解質溶液中の特定物質の濃度に依存する電流値を電流検出回路13で検出する。CPU16では、A/D変換器14からのディジタル信号で示される電流値を取り込んでRAM18に保存し、ROM17に予め保存されている電流値と特定物質の濃度との関係式に従って特定物質の濃度を計算測定した結果をLCD19に表示する。
請求項(抜粋):
試料電解質溶液中に含まれる特定物質の濃度を測定するために用いられると共に、絶縁基板上に電極群が設けられて成る電気化学センサと、前記電気化学センサを着脱可能であると共に、該電気化学センサが装着された状態を検知可能なCPUを含む測定装置とから成る電気化学センサ測定装置において、前記電気化学センサは、前記電極群を作用極,対極,及び参照極による3電極構成としており、前記測定装置は、前記電気化学センサの装着時に該電気化学センサの所定箇所に接続されて所定の電圧値を印加したときに得られる電気的な負荷を検出した結果を示す負荷検出信号を出力するセンサ検出回路と、前記作用極及び前記参照極の電位差を一定に保つように電位制御を行って所定の電圧を印加する電位制御回路と、前記電位制御による条件下で前記3電極を前記試料電解質溶液中に晒したときに前記作用極及び前記対極の間に生じる電気化学反応により生成される反応生成物中の電流値を検出した結果を示す電流検出信号を出力する電流検出手段回路とを備え、前記CPUは、前記電気化学センサの装着状態を前記負荷検出信号を入力することで判定することを特徴とする電気化学センサ測定装置。
IPC (3件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/26 371 ,  G01N 27/327
FI (5件):
G01N 27/26 371 B ,  G01N 27/46 301 Z ,  G01N 27/30 353 F ,  G01N 27/46 301 G ,  G01N 27/46 338
引用特許:
審査官引用 (12件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)

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