特許
J-GLOBAL ID:200903017746196780

エアバッグモジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-091285
公開番号(公開出願番号):特開平9-277896
出願日: 1996年04月12日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】エアバッグカバーの固着時に煩雑な位置決めが不要で、エアバッグ展開時にエアバッグカバーの取付孔における亀裂や破損を防止し、裂断予定薄肉部における適正な裂断を可能にするエアバッグモジュールを提供する。【解決手段】リテーナ(4) の前後開口端縁(4c,4d) に形成したカバー取付孔(4e)と、エアバッグカバー(5) の前後壁部(5b)に大径に形成したリテーナ取付孔(5e)とを、前記端縁(4c,4d) と前記壁部(5b)の厚みの和よりも長い大径部(8b)を有するボルト(8) により共締め固定し、前記カバー(5) の前記リテーナ(4) に対する移動を許容する。そのため、前記カバー(5) の固着時に精密な位置決めが不要となり作業効率が向上する。固着部介された板材(9) のフック状部(9b)を前記カバー(5) の係止孔(5f)に係止し、前記リテーナ取付孔(5e)に作用するエアバッグ(2) 膨張圧を前記係止孔(5f)に分散させて、前記取付孔(5e)の亀裂を防止し、前記カバー(5) の裂断予定薄肉部(5d)における適正且つ速やかな裂断を確保する。
請求項(抜粋):
エアバッグ及びインフレータを収容すると共にその開口部のフロントウィンドシールド側及び乗員側の端部に複数のカバー取付孔を有するリテーナと、裏面から突設されたフロントウィンドシールド側及び乗員側の壁部の前記カバー取付孔に対応する位置に複数のリテーナ取付孔を有するエアバッグカバーとを有し、前記リテーナ及び前記エアバッグカバーが前記カバー取付孔及び前記リテーナ取付孔に固着具を挿通して共締め固定されてなるエアバッグモジュールにおいて、 上記リテーナ及びエアバッグカバーに形成された取付孔のうちの少なくとも一方は前記固着具の挿通部径よりも大径に形成され、同固着具による前記共締め固定が前記カバーと前記リテーナとの相対的な移動を許容してなされることを特徴とするエアバッグモジュール。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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