電力貯蔵システム

発明者： , , , , , , , , , , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：小川勝男 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-079300
公開番号（公開出願番号）：特開2001-268798
出願日： 2000年03月16日
公開日（公表日）： 2001年09月28日
要約：

【要約】【課題】電力貯蔵システムの連系交流系統に事故が発生した場合の運転継続性と安全性(確実な保護停止)を向上する。【解決手段】三相交流系統1の接続点8に、交直変換装置2と二次電池3を備えた電力貯蔵システムが接続され、正相電圧検出部4は接続点8の各線間電圧を入力して離散フーリエ変換を行い、変換した実軸成分および虚軸成分に基づいて正相電圧振幅Vsおよび正相電圧位相θsを検出する。電力変換制御部6は交直変換装置2から出力する交流電力を調整するために、接続点8における接続点電圧の正相分位相θsに基づいて、接続点電圧ベクトルに対して変換装置2の出力電圧Vcのベクトル制御を行い、系統事故時にも安定な制御を維持する。保護停止判定部5は接続点電圧の正相分振幅Vsに基づいて、3線地絡など、保護停止の必要な事故の発生を判定したとき、停止信号を出力して、電力貯蔵システムを停止する。

請求項（抜粋）：

三相交流系統に接続され、三相交流電力を直流電力に変換または直流電力を三相交流電力に変換する交直電力変換装置と、前記変換装置に接続された二次電池を備えた電力貯蔵システムにおいて、前記交直電力変換装置から出力する交流電力を調整するために、前記交流系統との接続点における接続点電圧位相に基づき、接続点電圧ベクトルに対して前記交直電力変換装置の出力電圧ベクトルを制御する電力変換制御部と、前記接続点における3つの電圧信号を入力して離散フーリエ変換を行い、変換した実軸成分および虚軸成分に基づいて、前記接続点電圧の正相分振幅および正相分位相を検出し、前記正相分位相を前記接続点電圧位相として前記電力変換制御部に出力する正相電圧検出部と、前記正相電圧検出部から入力する前記正相分振幅に基づいて、前記電力貯蔵システムを停止すべき異常が前記三相交流系統に発生しているかを監視し、システム停止の必要な異常が発生していると判定した場合に、システム停止信号を出力する保護停止判定部を備えていることを特徴とする電力貯蔵システム。

IPC (4件)：

H02J 3/32 , H02H 3/20 , H02J 15/00 , H02M 7/48

FI (4件)：

H02J 3/32 , H02H 3/20 Z , H02J 15/00 D , H02M 7/48 R

Fターム (25件)：

5G004AA05 , 5G004AB02 , 5G004BA01 , 5G004DC05 , 5G004DC07 , 5G004DC14 , 5G004EA01 , 5G066HA06 , 5G066HA13 , 5G066HB09 , 5G066JA05 , 5G066JB03 , 5H007AA02 , 5H007AA05 , 5H007AA07 , 5H007BB05 , 5H007BB07 , 5H007DA03 , 5H007DA06 , 5H007DC04 , 5H007DC05 , 5H007FA02 , 5H007FA03 , 5H007FA13 , 5H007FA19

引用特許：

審査官引用 (5件)

電力変換装置と電力変換器の制御装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-045598 出願人：株式会社日立製作所
電力変換装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-088770 出願人：株式会社日立製作所
電力変換装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-001178 出願人：株式会社日立製作所

全件表示

前のページに戻る