特許
J-GLOBAL ID:200903017906503331

磁気記録素子及びそれを用いた磁気記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  峰 隆司 ,  福原 淑弘 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-106439
公開番号(公開出願番号):特開2006-114868
出願日: 2005年04月01日
公開日(公表日): 2006年04月27日
要約:
【課題】電流直接駆動磁化反転の際、平行→反平行の磁化反転時の反転電流を低減させ、反転電流の非対称性を改善する。【解決手段】スピン偏極したスピン偏極電子を磁性体に流すことで情報が記録される磁気記録素子は、磁化が実質的に固定され強磁性材料で形成された固定層FPと、スピン偏極電子の作用により磁化が反転されマジョリティスピンバンド電子に対する第1の原子ポテンシャルとマイノリティスピンバンド電子に対する第2の原子ポテンシャルとを有する強磁性材料で形成された記録層FFと、固定層及び記録層間に設けられ非磁性材料で形成されたスペーサ層SPと、第1及び第2の原子ポテンシャルの中間値よりも低い第3の原子ポテンシャルを有する非磁性材料で形成され3nm以下の膜厚のキャップ層CPと、第3の原子ポテンシャルと異なる第4の原子ポテンシャルを有する非磁性材料で形成され、20nm以下の膜厚を有する反射層REFとを具備する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
スピン偏極したスピン偏極電子を磁性体に流すことで情報が記録される磁気記録素子であって、 磁化が実質的に固定され、第1及び第2の面を有し、強磁性材料で形成された固定層と、 前記スピン偏極電子の作用により磁化が反転され、第3及び第4の面を有し、マジョリティスピンバンド電子に対する第1の原子ポテンシャルとマイノリティスピンバンド電子に対する第2の原子ポテンシャルとを有する強磁性材料で形成された記録層と、 前記固定層と前記記録層との間に設けられ、前記第2及び第3の面と接し、非磁性材料で形成されたスペーサ層と、 第5及び第6の面を有し、前記第5の面が前記第4の面と接し、前記第1及び第2の原子ポテンシャルの中間値よりも低い第3の原子ポテンシャルを有する非磁性材料で形成され、3nm以下の膜厚を有するキャップ層と、 前記第6の面に接し、前記第3の原子ポテンシャルと異なる第4の原子ポテンシャルを有する非磁性材料で形成され、20nm以下の膜厚を有する反射層と を具備することを特徴とする磁気記録素子。
IPC (3件):
H01L 27/105 ,  H01L 21/824 ,  H01L 43/08
FI (2件):
H01L27/10 447 ,  H01L43/08 Z
Fターム (6件):
5F083FZ10 ,  5F083GA05 ,  5F083JA02 ,  5F083JA39 ,  5F083PR01 ,  5F083PR04
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る