特許
J-GLOBAL ID:200903018166605700

動力出力装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-067335
公開番号(公開出願番号):特開平10-248114
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 3軸式動力入出力手段を介して原動機から出力される動力を駆動軸に出力する動力出力装置において、燃料カット時に駆動軸に生じ得るトルクショックを低減する。【解決手段】 エンジン150から出力される動力は、プラネタリギヤ120とサンギヤ軸125に取り付けられたモータMG1とリングギヤ軸126に取り付けられたモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸126に出力される。エンジン150への燃料をカットするときには、エンジン150の回転数に基づいて定まるタイミングで、エンジン150の回転数に基づいて定まる大きさの山形トルクをモータMG2からリングギヤ軸126に出力することにより、リングギヤ軸126に生じ得るトルクショックを打ち消ことができる。
請求項(抜粋):
出力軸を有する原動機と、回転軸を有し、該回転軸に動力を入出力する第1の電動機と、駆動軸に動力を入出力する第2の電動機と、前記駆動軸と前記出力軸と前記回転軸とに各々結合される3軸を有し、該3軸のうちいずれか2軸へ動力が入出力されたとき、該入出力された動力に基づいて定まる動力を残余の1軸へ入出力する3軸式動力入出力手段と、前記駆動軸に出力する目標動力を設定する目標動力設定手段と、該設定された前記目標動力が前記駆動軸に出力されるよう前記原動機,前記第1の電動機および前記第2の電動機を駆動制御する駆動制御手段とを備え、前記駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、前記駆動制御手段は、前記目標動力に基づいて前記出力軸の目標回転数を設定する目標回転数設定手段と、該設定された目標回転数で前記出力軸が回転するよう前記第1の電動機および前記第2の電動機を駆動制御する電動機制御手段と、前記原動機への燃料の停止指示がなされたとき、前記電動機制御手段による前記第2の電動機の駆動制御に拘わらず、所定のタイミングで、所定の動力と前記電動機制御手段により前記第2の電動機から出力すべき動力として演算される動力との和の動力が出力されるよう該第2の電動機を駆動制御する燃料停止時制御手段と、を備える動力出力装置。
IPC (7件):
B60L 11/14 ,  B60K 6/00 ,  B60K 8/00 ,  B60K 17/04 ,  B60K 17/356 ,  B60L 11/08 ,  F02D 29/02
FI (6件):
B60L 11/14 ,  B60K 17/04 G ,  B60K 17/356 ,  B60L 11/08 ,  F02D 29/02 D ,  B60K 9/00 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭59-028029
  • ハイブリッド車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-145322   出願人:株式会社エクォス・リサーチ, アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
  • ハイブリッド自動車のための駆動装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-503753   出願人:フィヒテル・ウント・ザクス・アクチエンゲゼルシャフト
審査官引用 (5件)
  • 原動機とモータとを搭載した車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-215269   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭59-028029
  • 特開昭59-028029
全件表示

前のページに戻る