特許
J-GLOBAL ID:200903018171657573

蒸気圧縮式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-275681
公開番号(公開出願番号):特開2004-108736
出願日: 2002年09月20日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】エジェクタサイクルにおいて、蒸発器表面の温度分布を均一化する。【解決手段】絞り60を車室内に配置するとともに、下方側から冷媒を蒸発器30内に流入させる。これにより、上方側のヘッダタンク33から冷媒を蒸発器30内に流入させる場合に比べて重量の影響が小さくなり、流速が低く冷媒の動圧が小さい場合であっても、重力の影響により密度の大きい液相冷媒は入口近傍のチューブ31に流入し、密度の小さい気相冷媒は液相冷媒より奥側のチューブ31に流入してしまうといったことを抑制できる。したがって、蒸発器30の部位によって表面温度が相違してしまい、温度分布が悪化するといった問題が顕著に発生することを抑制できる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍機であって、 室外に配置され、圧縮機(10)から吐出した高圧冷媒の熱を放熱する高圧側熱交換器(20)と、 室内に配置され、低圧冷媒を蒸発させる低圧側熱交換器(30)と、 高圧冷媒を等エントロピ的に減圧膨張させるノズルを有し、前記ノズルから噴射する高い速度の冷媒流により前記低圧側熱交換器(30)にて蒸発した気相冷媒を吸引するとともに、膨張エネルギーを圧力エネルギーに変換して前記圧縮機(10)の吸入圧を上昇させるエジェクタ(40)と、 前記エジェクタ(40)から流出した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し、気相冷媒用出口が前記圧縮機(10)の吸引側に接続され、液相冷媒用出口が前記低圧側熱交換器(30)に接続された気液分離手段(50)とを備え、 前記低圧側熱交換器(30)に流入する冷媒を減圧させる絞り手段(60)が室内側に配置されていることを特徴とする蒸気圧縮式冷凍機。
IPC (2件):
F25B1/00 ,  F25B41/04
FI (2件):
F25B1/00 389A ,  F25B41/04 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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