特許
J-GLOBAL ID:200903018226024273

成形加工用アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-166012
公開番号(公開出願番号):特開平8-013109
出願日: 1994年06月23日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 成形加工用、特に2ピースアルミニウム缶のDI缶胴用のアルミニウム合金板として、深絞り耳率が低くかつ塗装焼付処理後に高強度を有し、さらにDI成形性に優れるとともに、DI成形、塗装焼付処理後の缶胴縁部の成形性にも優れたものを提供する。【構成】 Al-Mn-Mn系合金をDC鋳造法で鋳造し、530〜600°Cで均質化処理、さらに熱間圧延の終了温度を250〜320°C、上り板厚を2.5mmを越え3.5mm以下として熱間圧延を行ない、第1段焼鈍を加熱速度100°C/hr以下、330〜400°C×1〜10時間で行ない、続いて第2段焼鈍を450〜600°C×10分以内行ない、その後85%以上の冷間圧延を施して、Mn固溶量が0.16%を越えるアルミニウム合金板を得る。
請求項(抜粋):
Al-Mn-Mg系アルミニウム合金をDC鋳造法により鋳造した後、得られた鋳塊に対して530〜600°Cの範囲内の温度で均質化処理を施し、さらに熱間圧延を施すにあたって、熱間圧延終了温度が250〜320°Cの範囲内、上り板厚が2.5mmを越え3.5mm以下の範囲内となるように圧延し、得られた熱延板に対して、100°C/hr以下の加熱速度で昇温して330〜400°Cの範囲内の温度で1〜10時間加熱する第1段焼鈍を施し、さらに450〜600°Cで10分以内加熱する第2段焼鈍を施し、その後85%以上の圧延率で冷間圧延を施すことにより、0.16wt%を越える固溶Mnを含有する最終板を得ることを特徴とする、成形加工用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (2件):
C22F 1/04 ,  C22C 21/06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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