特許
J-GLOBAL ID:200903018509829138

相変化型情報記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武井 秀彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-074522
公開番号(公開出願番号):特開2004-005920
出願日: 2003年03月18日
公開日(公表日): 2004年01月08日
要約:
【課題】記録媒体の冷却能の向上と繰り返し記録特性の向上を可能とし、記録容量を従来の2倍とすることができる2層記録媒体用の光透過型記録媒体を提供する。【解決手段】2組の記録媒体を積層した書換え可能型記録媒体であって、第1の記録層構成体101は、第1のZnS-SiO2層102、Ge-Sb-Te層104、ZnS-SiO2層106の各材料を主たる構成材料とした層および第1の放熱層107をを積層し、第2の記録層構成体201は、第1の放熱層を除いて第1の記録層構成体と同様の層構成とする。両層の間には中間放熱層108と分離層109が積層されている。レーザ光の書き込みパワーを4mW〜10mWの範囲にして記録を行ない、第2の記録層構成体の消去パワーは第1の記録層構成体よりも大とする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
幅0.1〜0.25μm、深さ0.01〜0.03μmの溝を0.28〜0.46μmピッチで形成した基板上に、2組の記録媒体を積層し、記録媒体側から基板に向けて波長360〜420nm、スポット径0.3〜0.52μm(1/e2)のレーザ光を照射し、2組の記録媒体にそれぞれ記録あるいは再生を行なう2層構成型光記録媒体であって、最初にレーザ光が入射する第1の記録層構成体は、第1のZnS-SiO2、Ge-Sb-Te、第2のZnS-SiO2の各材料を主たる構成材料とした層をレーザ光入射側から順に積層するとともに、前記第2のZnS-SiO2層にAgを主たる構成材料とした第1の放熱層をレーザ光入射の反対側に設けてなる構成体であり、前記第1の記録層構成体を透過したレーザ光が入射する第2の記録層構成体は、前記第1の放熱層を除いて前記第1の記録層構成体と同様の層構成とし、該層構成体と接し、前記溝を形成した基板と接する部分に金属材料よりなる第2の放熱層を設けてなる構成体であり、前記第1の記録層構成体と第2の記録層構成体は、前記第1の放熱層に接する中間放熱層と該中間放熱層に前記第2の記録層構成体側に接する分離層とを介して積層されるとともに、前記レーザ光の書き込みパワーを4mW〜10mWの範囲にして記録を行ない、消去時には,前記第2の記録層構成体への消去パワーを前記第1の記録層構成体へのそれより大とした2層構成型光記録媒体であって、前記第1の記録層構成体の厚さT1と中間放熱層の厚さtの比率t/T1を0.2〜1の範囲にしたことを特徴とする2層構成型光記録媒体。
IPC (2件):
G11B7/24 ,  G11B7/0055
FI (6件):
G11B7/24 522P ,  G11B7/24 511 ,  G11B7/24 534N ,  G11B7/24 538L ,  G11B7/24 538M ,  G11B7/0055 Z
Fターム (16件):
5D029JA01 ,  5D029JB13 ,  5D029JB45 ,  5D029LA14 ,  5D029LA15 ,  5D029LA17 ,  5D029MA13 ,  5D029MA15 ,  5D029MA27 ,  5D029MA28 ,  5D090BB05 ,  5D090BB12 ,  5D090CC02 ,  5D090CC20 ,  5D090DD01 ,  5D090KK02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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