特許
J-GLOBAL ID:200903018596861883

耐遅れ破壊特性に優れた熱間鍛造部品およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 内藤 俊太 ,  田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-212217
公開番号(公開出願番号):特開2007-031735
出願日: 2005年07月22日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
【課題】 引張強度1600MPa以上の、遅れ破壊に代表される水素脆化を有利に防止する、耐遅れ破壊特性に優れた熱間鍛造部品およびその製造方法を提供する。【解決手段】 本発明品は、質量%でC:0.2〜0.6%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.1〜2%、Mo:1.5〜10%、Al:0.005〜0.5%、を含有し、焼戻しマルテンサイト組織で構成されかつ旧γ粒のアスペクト比が1.5以上であるミクロ組織を有し、限界拡散性水素が1.5ppm以上、引張強さが1600MPa以上であることを特徴とする。また、製法は、上記成分鋼を、900〜1300°Cで加熱し、780〜1000°C間で減面率10%以上の熱間加工を行なって仕上げた後、20秒以内に5°C/秒以上の冷却速度で冷却し、その後、550〜700°Cで焼戻すことを特徴とする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
質量%で、 C :0.2〜0.6%、 Si:0.05〜0.5%、 Mn:0.1〜2%、 Mo:0.5〜10%、 Al:0.005〜0.5% を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、焼戻しマルテンサイト組織で構成され、かつ旧オーステナイト粒の長手方向長さと長手方向に垂直な長さとの比(以後、アスペクト比という。)が1.5以上であるミクロ組織を有し、限界拡散性水素が1.5ppm以上、引張強さが1600MPa以上であることを特徴とする、耐遅れ破壊特性に優れた熱間鍛造部品。
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/58 ,  C21D 8/00
FI (4件):
C22C38/00 301A ,  C22C38/12 ,  C22C38/58 ,  C21D8/00 C
Fターム (28件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA05 ,  4K032AA06 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA20 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA02 ,  4K032CA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CB01 ,  4K032CB02 ,  4K032CC02 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CF01 ,  4K032CF02
引用特許:
出願人引用 (14件)
全件表示

前のページに戻る