特許
J-GLOBAL ID:200903018879074136

情報信号処理方法及び情報信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今間 孝生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-080635
公開番号(公開出願番号):特開平9-246985
出願日: 1996年03月09日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】 ビット拡大により高い分解能で高品質な音響信号や画像信号を復元することが容易な情報信号処理方法及び情報信号処理装置を提供する。【解決手段】 Nビットの信号列について新たなデジタル値の変化点を含む連続する4個のデジタル値の変化点を1組の変化点群とし、デジタル値の変化態様のパターンが、基準の変化態様のパターンの内のどれに該当するかを判別し、判別結果に応じて所定の直線補間が、Mビット信号により行なわれるような演算を行ない、また前記Mビット信号により階段波形が、標本化周期の1/2だけずらすようなオフセット値を発生して、前記のMビット信号から得た(M-N)ビット信号を修正し、その修正された(M-N)ビット信号をNビット信号の最下位桁に連続させて、Nビット信号をM>Nの関係にあるMビット信号に変換する。
請求項(抜粋):
アナログ信号を2のN乗分の1の分解能でデジタル信号に変換して得たNビットの符号情報を、M>Nの関係にあるMビットの符号情報に変換する際に、ビット数変換の対象にされているNビットの符号情報における時間軸上で順次に発生しているデジタル値の変化点を検出する手段と、前記したNビットの符号情報について時間軸上で順次に検出される新たなデジタル値の変化点を含む連続する4個のデジタル値の変化点をそれぞれ1組の変化点群として、順次の1組の変化点群における順次のデジタル値の変化態様のパターンが、基準の変化態様として予め定められた複数種類のデジタル値の変化態様のパターンの内のどの変化態様のパターンに該当するのかを判別する手段と、前記した順次の各1組の変化点群を構成しているNビットの符号情報群に対して、前記の各1組の変化点群が該当する基準の変化態様のパターンと対応して、前記した各1組の変化点群における2番目のデジタル値の変化点と3番目のデジタル値の変化点との間の区間について施すべき直線補間の態様を、前記した各1組の変化点群における1番目のデジタル値の変化点と2番目のデジタル値の変化点との間の区間に施されている直線補間の態様と関連させて決定し、前記した各1組の変化点群毎に前記のようにして決定された直線補間が、2のM乗分の1の分解能のデジタル信号により行なわれるような演算を行なって、前記したNビットの符号情報について時間軸上に次々に現われるデジタル値の変化点における順次の隣接するデジタル値の変化点間毎に、デジタル値の変化の大きさが前記した2のN乗分の1の分解能1LSBと対応するようにして時間軸上に形成させた矩形の面積と、前記した2のM乗分の1の分解能のデジタル信号によって示される線と、前記した矩形の辺との間で包囲される図形の面積とが略々等価となるようにそれぞれ予め定められている態様での直線補間が前記の所定の区間に施されるようにする手段と、前記した2のM乗分の1の分解能のデジタル信号から(M-N)ビットの付加符号情報を得る手段と、前記した直線補間された状態の2のM乗分の1の分解能のデジタル信号によって示される階段波形を、標本化周期の2分の1だけ時間軸上でずらした状態にさせるオフセット値の発生手段と、前記したオフセット値によって(M-N)ビットの付加符号情報を修正する手段と、前記の修正された(M-N)ビットの付加符号情報をNビットの符号情報の最下位桁に連続させることによりMビットの符号情報を生成させるようにした情報信号処理方法。
IPC (5件):
H03M 7/30 ,  G10L 9/18 ,  H03H 17/00 621 ,  H03M 7/14 ,  H03M 1/08
FI (5件):
H03M 7/30 Z ,  G10L 9/18 A ,  H03H 17/00 621 E ,  H03M 7/14 ,  H03M 1/08 B
引用特許:
出願人引用 (5件)
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