特許
J-GLOBAL ID:200903019060876680

高接触角ポリイミド断熱膜およびその作製方法、断熱膜を備える射出成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-045196
公開番号(公開出願番号):特開平9-234838
出願日: 1996年03月01日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 従来法の射出成形用金型、または金型のキャビティ面に芳香族ポリイミドのみの断熱膜を備える射出成形用金型では製造困難であった射出成形樹脂材料としてポリプロピレン、ABS樹脂を用いても、ヒケやウエルドラインの発生を防止し得て、外観に優れた射出成形品を容易に製造することが出来る射出成形用金型の提供。【解決手段】 射出成形品の外観面の形状に対応する形状の金型のキャビティ面に、PMDA系ポリイミドから成る第1断熱膜とフッ素系ポリイミドから成る第2断熱膜との間に、PMDA系ポリイミドとフッ素系ポリイミドとの濃度勾配を有する傾斜膜を介在させた積層の断熱膜から成り、該断熱膜は水に対する接触角が90度以上であり、その熱伝導率を薄膜の厚さ(cm)で除して得られた熱伝導係数が0.03〜0.5cal/sec °Cである高接触角ポリイミド断熱膜が形成された射出成形用金型。
請求項(抜粋):
PMDA系ポリイミドから成る第1断熱膜とフッ素系ポリイミドから成る第2断熱膜との間に、PMDA系ポリイミドとフッ素系ポリイミドとの濃度勾配を有する傾斜膜を介在させた積層の断熱膜から成り、該断熱膜は水に対する接触角が90度以上であり、その熱伝導率を薄膜の厚さ(cm)で除して得られた熱伝導係数が0.03〜0.5cal/sec °Cであることを特徴とする高接触角ポリイミド断熱膜。
IPC (7件):
B32B 27/34 ,  B29C 33/38 ,  B29C 45/26 ,  B32B 27/00 ,  C08G 73/10 NTF ,  C08L 79/08 LRD ,  C23C 14/12
FI (7件):
B32B 27/34 ,  B29C 33/38 ,  B29C 45/26 ,  B32B 27/00 Z ,  C08G 73/10 NTF ,  C08L 79/08 LRD ,  C23C 14/12
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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