特許
J-GLOBAL ID:200903019085332986

車両の制動補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-146183
公開番号(公開出願番号):特開平11-334557
出願日: 1998年05月27日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】個々の状況に則した減速度が得られる制動補助装置を提供する。【解決手段】レーザレーダ31等により前方対象物と自車両との車間距離Lを検出し、その変化率dL/dtや自車速Vmから、前方対象物の手前で停止することのできる目標減速度Gtを求め、当該目標減速度Gtを達成する目標制動流体圧Ptまで実制動流体圧Prを増圧アシスト制御する。また、算出される目標減速度が大きいとき,ブレーキペダルのストローク速度が速いとき,運転者がブレーキペダルに及ぼす仕事率Jが大きいときなど、緊急度の大きいときのだけ制動力を補助する。また、自車速Vmが小さいときには制動力を補助しないでハンチングを防止する。また、目標制動流体圧Ptが小さくなっても、それまでの値を保持して制動力抜けを防止する。また、ノーズダイブによって正確な車間距離が検出できないときは、最大減速所定値Gt0 を目標減速度Gtに設定する。
請求項(抜粋):
供給される制動流体圧に応じて各車輪を制動する制動手段と、ブレーキペダルの操作量とは個別に制動流体圧を調整可能な制動流体圧調整手段と、自車両と前方対象物との車間距離を検出する車間距離検出手段と、自車両の走行速度を検出する走行速度検出手段と、前記車間距離検出手段で検出された車間距離及び走行速度検出手段で検出された自車両の走行速度から、自車両が前方対象物の手前で停止するために必要な自車両の減速度を算出する減速度算出手段と、ブレーキペダルの操作量を検出するブレーキペダル操作量検出手段と、前記減速度算出手段で算出された自車両の減速度及びブレーキペダル操作量検出手段で検出されたブレーキペダルの操作量に基づいて前記制動流体圧調整手段を制御して、当該必要な自車両の減速度が達成されるように前記制動手段への制動流体圧を増圧制御する制動流体圧制御手段とを備えたことを特徴とする車両の制動補助装置。
IPC (3件):
B60T 8/00 ,  B60T 7/12 ,  B60T 13/66
FI (3件):
B60T 8/00 Z ,  B60T 7/12 C ,  B60T 13/66 Z
引用特許:
審査官引用 (9件)
全件表示

前のページに戻る