特許
J-GLOBAL ID:200903019132448360

蒸留と透過を組み合わせた、炭化水素からの酸素含有化合物の分離方法、およびその方法をエーテル化で使用する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-272231
公開番号(公開出願番号):特開平7-206745
出願日: 1994年11月07日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【構成】 混合物の蒸留工程を蒸留帯域Dにおいて行う。蒸留帯域の頂部で、メタノール、水、ジメチルエーテルおよび炭化水素を含む気体蒸留物2を集める。この気体蒸留物は、傾瀉タンクBで傾瀉され、還流として蒸留帯域の頂部に送られる有機液相6および水性液相5並びに気相4を集める。蒸留帯域の側面から相を抜き取り8、これを選択的にメタノールを透過させる薄膜を備えた透過帯域PVに送り、前記相の透過工程を行う。透過帯域の下流で、好ましくは蒸気相のメタノールに富んだ透過物14、および透過帯域の上流で、蒸留帯域へリサイクルされる滞留物11を集め、蒸留塔の底部で、浄化された炭化水素混合物を抜き取る16。【効果】 設備投資の面でも、エネルギー消費の面でも非常に経済的である。
請求項(抜粋):
メタノールを大部分、場合によっては少量の水および/またはジメチルエーテルを含む酸素含有化合物を、前記酸素含有合物を含む、炭素原子を3〜8個有し得る炭化水素の混合物から分離する方法において、蒸留帯域において適切な圧力および温度条件で混合物の蒸留工程を行い、蒸留帯域の頂部で、メタノールと水とジメチルエーテルと少なくとも一部を凝縮して少なくとも一部をリサイクルする炭化水素とを含む気体蒸留物を集め、蒸留帯域の側面から相を抜き取り、適切な条件で、選択的にメタノールを透過させる少なくとも一つの薄膜を備えた透過帯域にこれを送り、前記相の透過工程を行い、透過帯域の下流で、好ましくはメタノールに富んだ蒸気相の少なくとも一つの透過物を、かつ透過帯域の上流で、少なくとも一つの滞留物(retentat)を集め、蒸留帯域の底部で浄化された炭化水素混合物を抜き取ることを特徴とする方法。
IPC (5件):
C07C 43/04 ,  B01D 3/14 ,  B01D 53/22 ,  C07C 41/06 ,  C07C 41/42
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (7件)
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