特許
J-GLOBAL ID:200903019282737831

ディスク記憶装置、同ディスク記憶装置を備えた計算機システム及び同計算機システムにおけるリトライ処理時のエラー通知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-164699
公開番号(公開出願番号):特開2002-358170
出願日: 2001年05月31日
公開日(公表日): 2002年12月13日
要約:
【要約】【課題】ホストシステムでのタイムアウトエラーの発生を抑える。【解決手段】HDD20の制御部22に設けられたマイクロプロセッサ221は、ホストシステム10から与えられたアクセスコマンドの実行でエラーとなった場合、リトライステップ群からなるリトライ処理を開始する。ホストシステム10はアクセスコマンドを送出するとHDD20からの応答を設定監視時間を上限に監視し、タイムアウトとなった場合、或いは監視時間内に異常終了が通知された場合、まずリセット要求を、次に前回と同一のコマンドをHDD20に送る。マイクロプロセッサ221は、リセット処理中にリセット要求を受け取ると、リトライ管理エリア224中のリトライ中リセットフラグをONし、この状態で前回と同一のコマンドを受け取ると、ホストシステム10に特定エラーコードを通知する。ホストシステム10は、この通知に応じて監視時間を延長設定する。
請求項(抜粋):
ホストシステムの外部記憶装置として当該ホストシステムにより利用されるディスク記憶装置において、前記ホストシステムから受け取ったアクセス要求を実行する手段であって、当該アクセス要求の実行でエラーとなった場合に、所定のリトライステップ群からなるリトライ処理を実行する手段と、特定領域が確保された記憶手段と、前記ホストシステムが送出したアクセス要求の実行に関する前記ディスク記憶装置からの応答が設定監視時間内に返らなかったタイムアウトエラーが当該ホストシステムにて検出されることにより、前記リトライ処理の実行中に当該ホストシステムから送出される前記ディスク記憶装置を初期化するためのリセット要求を受け取った場合、その旨を示すリトライ中リセット情報を前記記憶手段の前記特定領域に登録するリトライ情報管理手段と、前記ホストシステムから送出されたアクセス要求を前記アクセス要求実行手段により実行させる手段であって、当該アクセス要求が前回と同一要求で、且つ前記記憶手段の前記特定領域に前記リトライ中リセット情報が登録されている場合には、リトライ処理の実行中に前記リセット要求を受け取ったことを示すと共に前記ホストシステムに対して前記監視時間の延長を要求する特定のエラーコードを当該ホストシステムに通知して前記アクセス要求実行手段により前記アクセス要求を実行させる手段とを具備することを特徴とするディスク記憶装置。
IPC (5件):
G06F 3/06 305 ,  G06F 11/00 350 ,  G06F 11/14 310 ,  G06F 12/16 310 ,  G11B 20/18 552
FI (5件):
G06F 3/06 305 K ,  G06F 11/00 350 A ,  G06F 11/14 310 E ,  G06F 12/16 310 G ,  G11B 20/18 552 Z
Fターム (9件):
5B018GA04 ,  5B018GA06 ,  5B018KA12 ,  5B018MA12 ,  5B018QA16 ,  5B018RA20 ,  5B027BB07 ,  5B065BA01 ,  5B065EA04
引用特許:
審査官引用 (7件)
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