特許
J-GLOBAL ID:200903019311701647
燃料噴射装置における燃料噴射方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
中島 淳
, 加藤 和詳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-203204
公開番号(公開出願番号):特開2004-044494
出願日: 2002年07月11日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】良好な燃焼、排気特性を実現でき、しかも、任意の燃料噴射パターンで燃料噴射を行うことが可能で燃料噴射パターンの自由度が拡大する燃料噴射装置における燃料噴射方法を得る。【解決手段】蓄圧器と増圧器とを備えた燃料噴射装置において、噴射制御弁とピストン制御弁とをそれぞれ独立して制御し両者の作動の位相差を調整することにより、燃料噴射ノズルから噴射される燃料の最高噴射圧力、増圧開始時の噴射圧力の増加率、噴射終了時の噴射圧力の低下率、パイロット噴射圧力、及びアフター噴射圧力のうちの少なくとも何れか一つを制御して燃料噴射を履行する。すなわち、ベースコモンレール圧から蓄圧器及び増圧器の作動によって静的に決まる静的最高圧力へ移行する間の途中の圧力を積極的に利用して噴射の制御要素とすることで、非常に自由度の高い燃料噴射パターンを実現できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料噴射ノズル内の燃料溜に主油路を介して連通され、燃料加圧ポンプから圧送される燃料油を所定の圧力にして蓄圧する蓄圧器と、
前記燃料噴射ノズルと蓄圧器とを連通する前記主油路の途中に設けられ、前記燃料噴射ノズル側から前記蓄圧器側への燃料圧力流出を遮断する圧力遮断弁と、
前記燃料噴射ノズルと蓄圧器とを連通する前記主油路の前記圧力遮断弁よりも下流側において連通する噴射制御用油室と、
前記噴射制御用油室に設けられ、前記噴射制御用油室に燃料油圧を作用させることにより前記燃料噴射ノズル内のニードル弁を閉止せしめ、前記噴射制御用油室の燃料油を除去することにより前記ニードル弁を開放して燃料噴射を履行せしめる噴射制御弁と、
前記燃料噴射ノズルと蓄圧器とを連通する前記主油路の前記圧力遮断弁よりも下流側において前記燃料噴射ノズルと前記噴射制御用油室に連通する増圧器と、
前記増圧器を作動させることにより、前記圧力遮断弁よりも下流側の燃料圧力を増大せしめる増圧器制御手段と、
を備えた燃料噴射装置における燃料噴射方法において、
前記噴射制御弁と前記増圧器制御手段とをそれぞれ独立して制御し前記両者の作動の位相差を調整することにより、前記燃料噴射ノズルから噴射される燃料の最高噴射圧力、増圧開始後の当該噴射圧力の増加率、噴射終了直前の当該噴射圧力の低下率、パイロット噴射圧力、及びアフター噴射圧力のうちの少なくとも何れか一つを任意に変化させて燃料噴射を履行する、
ことを特徴とする燃料噴射装置における燃料噴射方法。
IPC (4件):
F02M47/00
, F02M45/04
, F02M45/08
, F02M47/02
FI (7件):
F02M47/00 E
, F02M47/00 B
, F02M47/00 L
, F02M47/00 P
, F02M45/04
, F02M45/08 Z
, F02M47/02
Fターム (23件):
3G066AA07
, 3G066AC09
, 3G066AD01
, 3G066AD07
, 3G066BA05
, 3G066BA13
, 3G066BA23
, 3G066BA51
, 3G066CB07U
, 3G066CB12
, 3G066CB15
, 3G066CC05T
, 3G066CC06U
, 3G066CC08U
, 3G066CC14
, 3G066CC63
, 3G066CE02
, 3G066CE22
, 3G066CE34
, 3G066CE35
, 3G066DA06
, 3G066DA08
, 3G066DA09
引用特許:
審査官引用 (7件)
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特開平4-272472
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特開平4-272472
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内燃機関の燃料噴射装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-083103
出願人:日産自動車株式会社
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エンジンの燃料噴射装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-057126
出願人:いすゞ自動車株式会社
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可変吐出量高圧ポンプ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-088043
出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所, 株式会社デンソー
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特開平4-272472
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蓄圧式インジェクタ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-251507
出願人:日産自動車株式会社
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