特許
J-GLOBAL ID:200903019397154864

スルーアンカ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-135564
公開番号(公開出願番号):特開2004-338477
出願日: 2003年05月14日
公開日(公表日): 2004年12月02日
要約:
【課題】ウエビングの良好な摺動性を確保しつつ、ジャミング現象を確実に防止できるスルーアンカを得る。【解決手段】スルーアンカ10では、ピース24の表面25において、車両急減速時にウエビング21が特に強く密着して摺動する部位(車両前方側で且つ車室内側の部位)の溝42A(若しくは溝42B)の形状は、乗員のウエビング21装着方向に沿って、且つ、車両後方側へ緩やかに湾曲して形成されている。このため、ピース24の表面25の溝42A(若しくは溝42B)に強く密着した状態で摺動するウエビング21は、摺動方向を車両後方側へ引き戻され(補正され)ながら摺動する。すなわち、本スルーアンカ10では、ウエビング21がピース24の表面25の溝42A(若しくは溝42B)から受ける力の、車両前方向に向いた分力が僅かしか発生しない構成とされている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
乗員拘束用ウエビングが挿通される挿通孔が形成された金属製の本体部と、前記本体部の前記挿通孔の周縁に組み付けられて前記挿通孔の一部を構成し、表面が前記ウエビングの巻き掛け部位とされると共に前記表面に複数の溝を有するピースと、前記ピースと共に前記本体部の前記挿通孔の周辺に一体にモールド成形されて当該部位を被覆する被覆部と、から成り、前記ウエビングを車両に支持するためのスルーアンカにおいて、 前記ピース表面の前記溝は、少なくとも前記車両前方側で且つ車室内側に配置される部位の形状が、乗員の前記ウエビング装着方向に沿い且つ前記車両後方側へ向けて滑らかに湾曲して形成される、 ことを特徴とするスルーアンカ。
IPC (1件):
B60R22/24
FI (1件):
B60R22/24
Fターム (2件):
3D018CA09 ,  3D018CB02
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る