特許
J-GLOBAL ID:200903020170808815

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-072998
公開番号(公開出願番号):特開2000-266173
出願日: 1999年03月18日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 変速時、エンジン空吹けの発生を確実に防止することにより、トルクフェーズでのトルク引き深さを小さくし、突き上げトルクを抑制し、トルクフェーズ時間を短くし、滑らかな変速性能を実現する自動変速機の変速制御装置を提供することにある。【解決手段】 タービン回転数の検出値と推定値との差を演算するタービン回転数偏差演算手段eと、変速開始指令が出力されるとタービン回転数偏差が設定値となるまで第1締結要素aの解放圧を締結保持圧に余裕圧を加えた一定圧まで下げ、この一定圧のままで待機させる解放圧制御部f1と、変速開始指令が出力されるとタービン回転数偏差が設定値となるまで第2締結要素bの締結圧をリターン相当圧から所定勾配で徐々に上昇させる中込め制御を行う締結圧制御部f2による変速前ギヤ段フェーズ制御手段fを設けた。
請求項(抜粋):
変速開始指令が出力されると、ワンウェイクラッチを介在させることなく、変速前のギヤ段にて締結されていた第1締結要素を解放し、解放されていた第2締結要素を締結するという掛け替えにより変速後のギヤ段を達成する自動変速機の変速制御装置において、タービン回転数を検出するタービン回転数検出手段と、変速開始指令が出力された時点でのタービン回転数とタービン回転加速度と変速開始後の経過時間により変速の進行に追従する推定タービン回転数を演算する推定タービン回転数演算手段と、タービン回転数検出値とタービン回転数推定値とのタービン回転数偏差を演算するタービン回転数偏差演算手段と、変速開始指令が出力されると前記タービン回転数偏差が設定値となるまで第1締結要素の解放圧を締結保持圧に余裕圧を加えた一定圧まで下げ、この一定圧のままで待機させる解放圧制御部と、変速開始指令が出力されると前記タービン回転数偏差が設定値となるまで第2締結要素の締結圧をリターン相当圧から所定勾配で徐々に上昇させる中込め制御を行う締結圧制御部による変速前ギヤ段フェーズ制御手段と、前記タービン回転数偏差が設定値となった時点から第1締結要素の解放側油圧を所定勾配で低下させ、第2締結要素の締結側油圧を所定勾配で上昇させることで掛け替え変速を行う第1トルクフェーズ制御手段と、を備えていることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
Fターム (11件):
3J052AA01 ,  3J052AA04 ,  3J052AA17 ,  3J052CA07 ,  3J052FB34 ,  3J052GC44 ,  3J052GC46 ,  3J052GC72 ,  3J052HA02 ,  3J052KA01 ,  3J052LA01
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 特許第2616121号
  • 特許第2616121号
  • 車両用自動変速機の変速制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-169664   出願人:トヨタ自動車株式会社
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