特許
J-GLOBAL ID:200903094887017450

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-230705
公開番号(公開出願番号):特開平10-078118
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 摩擦要素の掛け代えにより行う変速時、解放側摩擦要素の締結応答遅れに関係なく、当該締結の開始に解放側摩擦要素の解放を調時させる。【解決手段】 締結側作動圧Pc は、指令からt1 時間プリチャージ圧Pb とし、t2 +t3 時間締結直前圧Pd にし、t4 時間中ΔPc で上昇させる。解放側作動圧Po は、指令からt1 +t2 時間中ΔP1 で急減させ、t3 時間中緩減圧により解放要素をスリップ直前圧Poo+PeXにし、Pc の上昇による締結要素のトルク伝達開始時に、Po をPoo+PeXから締結容量0の圧Pe へ向けて低下させ始め、トルクフェーズを開始させる。以後Po はt4 時間より短いtc 時間中に、ギヤ比gr を目標値gr0に維持しつつ、Pe となるような勾配ΔPg で低下させ、以後0にすることで、イナーシャフェーズを開始させる。
請求項(抜粋):
作動液圧の低下により或る摩擦要素を解放させつつ、作動液圧の上昇により他の摩擦要素を締結させる、摩擦要素の掛け替えにより行う変速を有し、締結側作動液圧を、前記締結側摩擦要素が締結直前の状態になるところを狙って定めた締結直前圧を経て上昇するよう指令することで、締結側摩擦要素の締結を進行させると共に、解放側作動液圧を、前記解放側摩擦要素がスリップ直前の状態になるところを狙って定めたスリップ直前圧を経て低下するよう指令することで、解放側摩擦要素の解放を進行させ、これら指令により前記変速を行うようにした自動変速機において、締結側摩擦要素のトルク伝達開始を検知した時に丁度、解放側作動液圧を前記スリップ直前圧未満に低下させ始めるよう指令する構成にしたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (6件):
F16H 61/08 ,  F16H 61/06 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:46
FI (2件):
F16H 61/08 ,  F16H 61/06
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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