特許
J-GLOBAL ID:200903006540778659

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-169664
公開番号(公開出願番号):特開平10-019115
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 特に、加速走行中のアップ変速時において十分な変速感が安定的に得られる車両用自動変速機の制御装置を提供する。【解決手段】 係合圧変化状態学習補正手段162により、2→3アップ変速の進行状態が予め設定された目標進行状態となるように、解放側のブレーキB1の係合圧PB1の変化状態が学習により補正されることから、クラッチツウクラッチ変速である上記2→3変速において、たとえブレーキB1或いはクラッチC2に供給され或いはそれから排出される作動油温度の変化や、ブレーキB1或いはクラッチC2の係合特性の経時変化などが発生したとしても、変速期間内におけるブレーキB1或いはクラッチC2の係合圧の変化状態すなわち変速の進行状態に影響することがなく、変速ショックが大きくなったり或いはエンジン回転速度の一時的上昇などが発生したりすることなく、十分な変速感が安定的に得られる。
請求項(抜粋):
所定の油圧式摩擦係合装置の解放と他の油圧式摩擦係合装置の係合とにより所定の変速が達成される車両用自動変速機において、該所定の変速の判断に応答して該所定の油圧式摩擦係合装置の係合圧を、所定の急速低下値まで急速に低下させて所定の保持時間だけその急速低下値に保持した後にさらに所定の低下速度で連続的に低下させて該所定の油圧式摩擦係合装置を解放させることにより、該所定の変速を達成する車両用自動変速機の変速制御装置であって、前記所定の変速の進行状態が予め設定された目標進行状態となるように、前記所定の油圧式摩擦係合装置の係合圧の変化状態を学習により補正する係合圧変化状態学習補正手段を、含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:42
引用特許:
審査官引用 (10件)
全件表示

前のページに戻る