特許
J-GLOBAL ID:200903020174022670

キャニスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 好道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-020921
公開番号(公開出願番号):特開2006-207485
出願日: 2005年01月28日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】蒸発燃料の吸着・脱離性能を上げる。【解決手段】図示されていない燃料タンクへの給油時に、矢印Aのようにガソリンベーパが流れる。活性炭8Aは、ペレット状の活性炭8の表面に蓄熱材9の粒子をまぶして固着してある。蓄熱材9の相変化物質の融点が25°Cにしてあるので、活性炭8Aがベーパを吸着して温度上昇すると、蓄熱材が作用して潜熱により温度上昇を抑制する。パージ時に、活性炭8Aが温度低下すると、蓄熱材9の潜熱で、活性炭の温度低下が抑制される。【効果】温度上昇による活性炭の吸着性能の悪化がなくなる。また、温度低下による活性炭の脱離性能の悪化がなくなる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
自動車の燃料タンクの上部気室に連通するタンクポートと、自動車内燃機関の吸気通路に連通するパージポートと、大気に開放される大気ポートと、タンクポートから大気ポートへ流れるガソリンベーパを吸着する活性炭を収納した吸着材室を有する蒸発燃料処理用のキャニスタにおいて、 融点が-10〜90°Cの範囲にあって、温度変化に応じて潜熱の吸収および放出を生じる相変化物質をカプセル中に封入した蓄熱材を、前記活性炭との間で熱伝導できる状態で配設したことを特徴とするキャニスタ。
IPC (1件):
F02M 25/08
FI (3件):
F02M25/08 311L ,  F02M25/08 311D ,  F02M25/08 311J
Fターム (7件):
3G044BA20 ,  3G044GA12 ,  3G044GA13 ,  3G044GA14 ,  3G044GA15 ,  3G044GA16 ,  3G044GA29
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • キャニスタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-364423   出願人:愛三工業株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 蒸発燃料の処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-160677   出願人:株式会社テネックス, 本田技研工業株式会社
  • 蓄熱機能付き吸着材およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-029480   出願人:大阪瓦斯株式会社
審査官引用 (9件)
  • 蒸発燃料処理用のキャニスタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-386086   出願人:株式会社テネックス
  • 蓄熱シート
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-058346   出願人:第一工業製薬株式会社
  • 消泡剤組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-313134   出願人:サンノプコ株式会社
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