特許
J-GLOBAL ID:200903020320640640

トルク伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-078510
公開番号(公開出願番号):特開平11-257431
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 密閉空間内の流体がシール部材の摺接部分に達することを阻止して、シール部材の摺接部分からの流体の漏洩を可及的に防止することが可能なトルク伝達装置を提供する。【解決手段】 駆動軸1に連結された第1慣性体2とこの第1慣性体2に対して相対回動可能に支持された第2慣性体3との間を捩じりダンパ4で連繋する。前記第1慣性体2と第2慣性体3との間に密閉空間42を形成し、この密閉空間42内に捩じりダンパ4を配置すると共に流体を封入する。前記密閉空間42内に、第2慣性体3に内周側が固定され、外周側が第1慣性体2に摺接するシール部材41を設ける。前記シール部材41の外周側が摺接する第1慣性体2に、シール部材41よりも半径方向外方に位置して、密閉空間42の内部に向かって突出する突起43を設けた。
請求項(抜粋):
駆動軸に連結された第1慣性体とこの第1慣性体に対して相対回動可能に支持された第2慣性体との間が捩じりダンパを介して連繋されてなるトルク伝達装置であって、前記第1慣性体と第2慣性体との間に密閉空間が形成され、この密閉空間内に捩じりダンパが配置されると共に流体が封入されてなるトルク伝達装置において、前記密閉空間内に、第1慣性体または第2慣性体の何れか一方の慣性体に内周側が固定され、外周側が何れか他方の慣性体に摺接する略環状のシール部材を設けると共に、前記シール部材の外周側が摺接する第1慣性体または第2慣性体に、シール部材よりも半径方向外方に位置して、密閉空間の内部に向かって突出する環状の突起を形成してなることを特徴とする、トルク伝達装置。
IPC (5件):
F16F 15/16 ,  F16D 3/12 ,  F16D 13/64 ,  F16F 15/134 ,  F16F 15/139
FI (6件):
F16F 15/16 F ,  F16D 3/12 G ,  F16D 13/64 A ,  F16D 13/64 R ,  F16F 15/134 B ,  F16F 15/139 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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