特許
J-GLOBAL ID:200903020378535650

ダイバーシチ受信器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-204970
公開番号(公開出願番号):特開平10-051366
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【課題】 等化器の演算量が少なくと、それでいて十分な信号受信特性の得られるダイバーシチ受信器を提供する。【解決手段】 トレーニング区間はデータを復調する必要が無いことに着目し、その間は演算量の低減のために逐次最小二乗アルゴリズムを適用した選択型ダイバーシチを用い、データ区間では、最小二乗平均アルゴリズムを適用した合成型ダイバーシチを用いる。さらに、トレーニング区間とデータ区間とで構成が変化することに対応し、特性劣化なくタップ係数を変換する。
請求項(抜粋):
複数N個の受信器からの出力信号が各々入力されるN個のタップ付遅延線フィルタと、このN個のタップ付遅延線フィルタの出力を加算する加算器と、この加算器の出力を識別して復調信号を生成する識別器と、この識別器の入出力信号の差を求める減算器と、この減算器の出力と前記N個のタップ付遅延線フィルタに入力される信号とから前記N個のタップ付遅延線フィルタを一つのフィルタとみなした場合のタップ係数を推定して前記N個のタップ付遅延線フィルタに設定する第一のタップ係数設定手段とを備えたダイバーシチ受信器において、前記複数N個の受信器からの出力信号にはトレーニング区間とデータ区間とが含まれ、トレーニング区間に受信される信号があらかじめ記憶されたトレーニング信号メモリと、このトレーニング信号メモリに記憶された信号と前記N個のタップ付遅延線フィルタの出力との誤差をそれぞれ求める減算手段と、この減算手段の出力と前記N個のタップ付遅延線フィルタの入力信号とから個々のタップ付遅延線フィルタのタップ係数を別個に推定して設定する第二のタップ係数設定手段と、この第二のタップ係数設定手段により推定されたタップ係数をトレーニング区間からデータ区間への移行時に前記第一のタップ係数設定手段に初期値として与える初期化手段と、前記第一のタップ係数設定手段の出力と前記第二のタップ係数設定手段の出力とをトレーニング区間とデータ区間とで切り替えるスイッチ手段とを備えたことを特徴とするダイバーシチ受信器。
IPC (5件):
H04B 7/08 ,  H03H 15/00 ,  H03H 17/00 601 ,  H04B 3/06 ,  H04B 3/10
FI (5件):
H04B 7/08 D ,  H03H 15/00 ,  H03H 17/00 601 B ,  H04B 3/06 C ,  H04B 3/10 C
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-268831
  • 特開平4-268831
  • 自動等化器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-201685   出願人:松下電器産業株式会社
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