特許
J-GLOBAL ID:200903020427252635
引戸又は引出しの引込み装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
和泉 久志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-120526
公開番号(公開出願番号):特開2006-299578
出願日: 2005年04月19日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】引戸をゆっくりと閉止させるとともに、閉止に伴う閉止音を無くし、さらに反動によって再び引戸が開いてしまうのを防止する。 【解決手段】引込み装置10は、引戸2に設けられた係合ピン9の進入案内溝11Aが開閉方向に沿って形成されたケース11と、該ケース11内に引戸2の開閉方向に沿ってスライド可能に設けられるとともに、ラックギア12dが形成されたスライダー12と、前記スライダー12とケース11とを連結するスプリング部材13と、前記ラックギア12dに噛合するピニオンギア14Bを備えたロータリーダンパー14と、前記スライダー12に揺動可能に設けられるとともに、前記ケース11に形成されたスライド案内溝11Bに係合する係合突部15Dとを有し、かつ前記ケース11の進入案内溝11Aに進入した係合ピン9と引戸2の開閉に伴って係脱する関係にある作動カム15とから構成される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
引戸又は引出しに設けられた係合ピンの進入案内溝が開閉方向に沿って形成されたケースと、該ケース内に引戸又は引出しの開閉方向に沿ってスライド可能に設けられるとともに、スライド方向に沿ってラックギアが形成されたスライダーと、一端が前記スライダーに係止されるとともに、他端が前記ケースに係止され、前記スライダーに引戸又は引出しの引込み方向の付勢力を与えるスプリング部材と、前記ラックギアに噛合するピニオンギアを備えたロータリーダンパーと、前記スライダーに揺動可能に設けられるとともに、前記ケースに形成されたスライド案内溝に係合する係合突部を有し、かつ引戸又は引出しの開閉に伴って前記ケースの進入案内溝に進入した係合ピンと係脱する関係にある作動カムとからなり、
前記スライド案内溝の開き側端部には、前記スライド案内溝から連続して屈曲状案内溝からなる仮停止部が形成され、引戸又は引出しの開操作に伴い前記係合ピンを介して前記作動カム及びスライダーが前記スプリング部材の付勢力に抗して開き側に移動され、スライド案内溝の開き側端部において前記係合突部が前記屈曲案内溝側に案内されることにより前記作動カムが揺動し前記係合ピンの係合が解除されるとともに、前記作動カムの係合突部が前記屈曲状案内溝に係合することによって仮停止状態とされ、引戸又は引出しの閉操作に伴い係合ピンが前記作動カムを揺動動作させることにより仮停止状態が解除され、前記スライダーがロータリダンパーによる制動力を受けながら前記スプリング部材の付勢力により戸締まり側に移動するとともに、前記作動カムが前記係合ピンを介して引戸又は引出しを締まり位置まで引込むようにしたことを特徴とする引戸又は引出しの引込み装置。
IPC (3件):
E05F 5/02
, E05F 1/16
, E05F 3/14
FI (3件):
E05F5/02 B
, E05F1/16 B
, E05F3/14
引用特許: