特許
J-GLOBAL ID:200903020493168700

参照信号プロセッサを備えた補聴器内の信号プロセスを現場で測定し現場で補正または調整するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛久 健司 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-581854
公開番号(公開出願番号):特表2002-530034
出願日: 1998年11月09日
公開日(公表日): 2002年09月10日
要約:
【要約】本出願は,補聴器によって鼓膜へ与えられる音響信号を動作位置において測定し,補正または調整するための方法およびその方法を実施するための補聴器に関する。補聴器は,マイクロホン(1)と,マイクロホン信号を所望の変換関数に従って変換信号に変換するためのディジタル信号プロセッサ(2)を含む信号処理システムと,鼓膜の正面に現れる信号を検出するためのセンサ(4)と,比較手段(5)とを含む。参照信号プロセッサ(6)はマイクロホン(1)の出力に基づいて,鼓膜の正面における所望の音響信号を表す参照信号を生成する。レシーバ(3)とセンサ(4)の出力との間の伝達関数が,参照信号プロセッサ(6)内のプロセス(処理)を補正するために構築(確立)される。鼓膜の正面の音響信号が検出され,比較手段(5)にフィードバックされて上記参照信号と比較される。検出された信号と参照信号との差が所定の閾値を超えている場合には,変換信号が補正され,鼓膜の正面の音響信号が所望の音声信号に調整される。
請求項(抜粋):
鼓膜に与えられる音響信号を補聴器の動作位置において上記補聴器によって測定し,補正または調整する方法において,上記補聴器は,少なくとも一個のマイクロホン(1)と,入力音響信号を所望の変換関数に従って変換信号に変換するための少なくとも一個のディジタル信号プロセッサ(2)を含む少なくとも一個のディジタル信号処理システムと,少なくとも一個のレシーバ(3)および電源と,鼓膜の正面に現れる信号を検出するための少なくとも一個の検出手段(4)とを含み,上記方法は鼓膜の正面の所望の音響信号を表す参照信号を使用するものであり, 上記方法は, 少なくとも一個のマイクロホン(1)の出力信号に基づき,鼓膜の正面の所望の音響信号を表す参照信号を,参照信号プロセッサ(6)において生成し, 上記レシーバ(3)と少なくとも一個の上記検出手段(4)の出力との間の伝達関数を確立し, 上記伝達関数に従って上記参照信号プロセッサ(6)内のプロセスを補正し, 鼓膜の正面の音響信号を検出し,検出した信号を上記信号処理システムの入力にフィードバックし, 上記検出信号を比較手段(5)において上記参照信号と比較し, 上記検出信号と上記参照信号との間に実質的な差がある場合には,上記変換信号を補正された変換信号に補正し,鼓膜の正面の信号を所望の音響信号に調整することを特徴とする方法。
IPC (4件):
H04R 25/00 ,  H03G 3/30 ,  H03G 5/16 ,  H04R 3/04 101
FI (6件):
H04R 25/00 M ,  H04R 25/00 D ,  H04R 25/00 E ,  H03G 3/30 B ,  H03G 5/16 D ,  H04R 3/04 101
Fターム (14件):
5D020CE02 ,  5J030AA01 ,  5J030AB01 ,  5J030AC00 ,  5J030AC17 ,  5J030AC19 ,  5J030AC26 ,  5J030AC27 ,  5J100JA04 ,  5J100LA00 ,  5J100LA09 ,  5J100LA11 ,  5J100QA01 ,  5J100SA00
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 実耳指向特性制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-114651   出願人:松下電器産業株式会社, 株式会社クリエ
  • 補聴器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-253507   出願人:第一フェーズ株式会社
  • 聴覚補助装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-209505   出願人:ソニー株式会社
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