特許
J-GLOBAL ID:200903020499969046

一本鎖ヌクレオチド多量体の伸張固定化基板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 田中 光雄 ,  山崎 宏 ,  矢野 正樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-196620
公開番号(公開出願番号):特開2009-031164
出願日: 2007年07月27日
公開日(公表日): 2009年02月12日
要約:
【課題】一本鎖ヌクレオチド多量体を伸張した状態でグラファイト等の導電性基板に単分子膜として安定に固定化する方法の提供。 【解決手段】一本鎖ヌクレオチド多量体とアルキルアミンとの複合体を液体界面で反応させることによって、この複合体の単分子膜を形成し、アルキルアミンを介して、得られた単分子膜を導電性基板上に配列した状態で固定化する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
1個の一本鎖のヌクレオチド多量体と複数のアルキルアミンとの複合体の単分子膜が固定化された導電性基板の製造方法であって、 (1)一本鎖ヌクレオチド多量体の水溶液の水滴を導電性基板上で静置する工程; (2)前記水滴を完全に覆うように、水と非相溶の第1の有機溶媒中のアルキルアミンの溶液を滴下してアルキルアミンの溶液の液膜を形成する工程; (3)一本鎖ヌクレオチド多量体の水溶液とアルキルアミンの溶液との液体界面にて、一本鎖ヌクレオチド多量体の複数のリン酸基部位に前記複数のアルキルアミンが結合して、1個の一本鎖のヌクレオチド多量体と複数のアルキルアミンとの複合体の単分子膜が形成するのに十分な時間静置する工程;および (4)前記導電性基板を加熱しつつ、一本鎖ヌクレオチド多量体の水溶液の水滴およびアルキルアミンの溶液の液膜を、水と非相溶の第2の有機溶媒で洗い流すことによって、1個の一本鎖のヌクレオチド多量体と複数のアルキルアミンとの複合体の単分子膜を導電性基板上に固定する工程を含むことを特徴とする製造方法。
IPC (2件):
G01N 33/53 ,  G01N 37/00
FI (2件):
G01N33/53 M ,  G01N37/00 102
Fターム (5件):
4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024CA05 ,  4B024CA11 ,  4B024HA11
引用特許:
出願人引用 (1件)
引用文献:
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