特許
J-GLOBAL ID:200903020708983531

マイクロコンピュータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐藤 強 ,  小川 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-197519
公開番号(公開出願番号):特開2006-127466
出願日: 2005年07月06日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】 CPUの制御プログラムが不揮発性メモリに記憶されている構成において、低消費電力モードが解除された場合に、CPUがより速く処理を開始することができるマイクロコンピュータを提供する。【解決手段】 CPU2は、スリープモードに移行する場合には、低消費電力制御回路10を介して発振回路8及び周波数逓倍回路9の発振動作を停止させ、フラッシュROM3に動作用電源を供給するフラッシュ電源回路14は、上記回路8及び9の発振動作の停止、また、停止させた動作の再開に連動して外部電源の供給を遮断,再開させる。そして、周波数逓倍回路9は、スリープモードに移行する場合はその時点で設定されている発振制御条件を保持しており、発振動作を再開させる場合は保持された発振制御条件に基づいて動作し、CPU2は、スリープモードが解除されるとマスクROM4にアクセスし、ウェイクアップ直後に実行すべき制御プログラムを直ちに読み出す。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
外部より供給される電源に基づいて自身の動作用電源を生成する電源回路を備え、制御プログラムが格納される書換え可能な不揮発性メモリと、 発振停止状態からの起動が比較的速く且つ発振精度が比較的低い第1クロック信号と、発振停止状態からの起動が比較的遅く且つ発振精度が比較的高い第2クロック信号とを選択的に出力可能に構成され、少なくとも前記第2クロック信号を、外部発振子による発振出力を基準クロックとして生成するクロック制御回路と、 このクロック制御回路によって発振出力されるクロック信号が供給されると共に、前記不揮発性メモリより前記制御プログラムを読み出して動作するCPUとを備えて構成されるマイクロコンピュータにおいて、 前記CPUは、低消費電力モードに移行する場合には、少なくとも前記クロック制御回路における前記第2クロック信号の発振動作を停止させ、 前記不揮発性メモリの電源回路は、前記低消費電力モードに移行すると前記外部電源の供給が遮断され、前記低消費電力モードが解除されると前記外部電源の供給も再開されるように構成され、 前記低消費電力モードが解除された場合に前記CPUが読み出す前記制御プログラムの一部は、前記モードが解除された時点でデータの読出しが可能な状態にある起動用メモリに予め配置されており、 前記クロック制御回路は、前記低消費電力モードが解除された場合は、少なくとも前記第2クロック信号の発振動作を再開させると共に、前記CPUに対して、その時点で発振動作が安定状態にある前記第1クロック信号を所定時間だけ供給した後、前記第2クロック信号を供給するように切替え、 前記CPUは、前記低消費電力モードが解除されて起動する場合には、前記起動用メモリに配置されている前記制御プログラムを読み出すように構成されていることを特徴とするマイクロコンピュータ。
IPC (4件):
G06F 15/78 ,  G06F 1/04 ,  G06F 1/06 ,  G06F 1/30
FI (4件):
G06F15/78 510P ,  G06F1/04 301C ,  G06F1/04 310A ,  G06F1/00 341L
Fターム (17件):
5B011DA06 ,  5B011EA08 ,  5B011EB01 ,  5B011JA03 ,  5B011JB01 ,  5B011LL11 ,  5B062AA05 ,  5B062DD10 ,  5B062HH02 ,  5B062HH07 ,  5B079AA07 ,  5B079BA06 ,  5B079BA13 ,  5B079BA16 ,  5B079BB04 ,  5B079BC10 ,  5B079DD08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • マイクロコンピュータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-000922   出願人:日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
審査官引用 (5件)
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