特許
J-GLOBAL ID:200903020742375311
車両用懸架装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-076883
公開番号(公開出願番号):特開平8-268025
出願日: 1995年03月31日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 スカイフック理論によって車体および車輪の振動を抑え、乗り心地と接地性の両立を図る。【構成】 車体10に対して制振制御を行うための減衰力をスカイフック理論に基づき、バネ上要求減衰力算出部30により算出する。一方車輪12に対して制振制御を行うための減衰力をスカイフック理論に基づきバネ下要求減衰力算出部32により算出する。バネ下要求減衰力は、バネ下の共振周波数付近でのみ発生するように、バネ下速度の検出信号をフィルタ28を通過させ、不要な信号を除去した修正バネ下速度に基づき算出される。そして、バネ上、バネ下要求減衰力を加算して制御目標となるべき減衰力を制御減衰力算出部34に算出し、この減衰力に基づき、調整部36にて減衰係数の制御を行う。
請求項(抜粋):
車体と車輪の間に介在し、減衰力が制御可能なショックアブソーバと、前記車体の上下方向の速度であるバネ上速度を算出するバネ上速度算出手段と、前記車体に対する車輪の相対速度を算出する相対速度算出手段と、前記車輪の上下方向の速度であるバネ下速度を算出するバネ下速度算出手段と、前記バネ下速度からバネ下共振周波数帯域の成分を通過させ、修正バネ下速度を算出するフィルタと、を有し、前記バネ上速度およびバネ下速度は上向きを正とし、前記相対速度は前記車体と前記車輪が近づく向きを正として、前記バネ上速度と前記相対速度が同符号のときには実質的に最小であり、異符号のときには前記バネ上速度に比例した値であるバネ上要求減衰力を算出するバネ上要求減衰力算出手段と、前記修正バネ下速度と前記相対速度が異符号のときには実質的に最小であり、同符号の時には、前記修正バネ下速度に比例した値であるバネ下要求減衰力を算出するバネ下要求減衰力算出手段と、前記バネ上要求減衰力と前記バネ上要求減衰力を加算して、制御減衰力を算出する制御減衰力算出手段と、前記制御減衰力に基づき前記ショックアブソーバの減衰力を調整する減衰力調整手段と、を有することを特徴とする車両用懸架装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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車両懸架装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-035271
出願人:株式会社ユニシアジェックス
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車両のサスペンション装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-324190
出願人:マツダ株式会社
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車両懸架装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-224310
出願人:株式会社ユニシアジェックス
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