特許
J-GLOBAL ID:200903020772968090

光半導体電極、光電変換装置及び光電変換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-041299
公開番号(公開出願番号):特開2000-243463
出願日: 1999年02月19日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】 太陽光を効率的に利用可能でき、光電変換効率、安定性、耐久性等に優れ、安価にかつ容易に製造し得る光半導体電極を提供する。【解決手段】 金属酸化物半導体の表面に、下記一般式(I)で表されるテトラシアノアントラキノジメタン化合物及び下記一般式(II)で表されるペリレン化合物から選択される少なくとも1種による光電変換層を有することを特徴とする光半導体電極である。一般式(I)【化1】一般式(II)【化2】
請求項(抜粋):
金属酸化物半導体の表面に、下記一般式(I)で表されるテトラシアノアントラキノジメタン化合物及び下記一般式(II)で表されるペリレン化合物から選択される少なくとも1種による光電変換層を有することを特徴とする光半導体電極。一般式(I)【化1】前記一般式(I)において、R1及びR2は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシアルキル基、又は、アシル基を表し、これらは互いに下記構造の環状基を形成していてもよい。nは、0又は1を表す。【化2】一般式(II)【化3】前記一般式(II)において、R3及びR4は、下記一般式(III)〜(IX)のいずれかで表される基を表し、これらは互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、少なくとも一方は下記一般式(III)〜(VII)及び(IX)のいずれかで表される基を表す。lは、R3及びR4が、下記一般式(III)〜(VIII)のいずれかで表される基である場合には0を表し、下記一般式(IX)で表される基である場合には0〜12を表す。一般式(III)【化4】前記一般式(III)において、R5及びR6は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、脂肪族基、芳香族基又は複素環基を表し、これらは置換基で置換されていてもよい。A1は、2価の脂肪族基、芳香族基又は複素環基を表し、これらは置換基で置換されていてもよい。一般式(IV)【化5】前記一般式(IV)において、A2は、2価の脂肪族基、芳香族基又は複素環基を表し、これらは置換基で置換されていてもよい。R7及びR8は、互いに同一であってもよいし、異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、-(CH2)pCOOR18、-(CH2)pSO3R19、又は、-(CH2)pNR20R21を表す。R18、R19、R20及びR21は、水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基を表す。pは、0〜20の整数を表す。一般式(V)【化6】前記一般式(V)において、A3は、単結合、又は、2価の脂肪族基、芳香族基若しくは複素環基を表し、これらは置換基で置換されていてもよい。R9は、脂肪族基、芳香族基若しくは複素環基を表し、これらは置換基で置換されていてもよい。R10は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、-(CH2)pCOOR18、-(CH2)pSO3R19、又は、-(CH2)pNR20R21を表す。R18、R19、R20及びR21は、水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基を表す。pは、0〜20の整数を表す。一般式(VI)【化7】前記一般式(VI)において、A4は、2価の脂肪族基、芳香族基又は複素環基を表し、これらは置換基で置換されていてもよい。Xは、酸素原子、硫黄原子又は>NR22を表す。R11及びR12は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、-(CH2)pCOOR18、-(CH2)pSO3R19、又は、-(CH2)pNR20R21を表す。R18、R19、R20、R21及びR22は、水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基を表す。pは、0〜20の整数を表す。一般式(VII)【化8】前記一般式(VII)において、A5は、単結合、又は、2価の脂肪族基、芳香族基若しくは複素環基を表し、これらは置換基で置換されていてもよい。R13は、2価の脂肪族基、芳香族基又は複素環基を表し、これらは置換基で置換されていてもよい。R14は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20のアルキル基、-(CH2)pCOOR18、-(CH2)pSO3R19、又は、-(CH2)pNR20R21を表す。R18、R19、R20及びR21は、水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基を表す。pは、0〜20の整数を表す。一般式(VIII)【化9】前記一般式(VIII)において、A6は、2価の脂肪族基、芳香族基又は複素環基を表し、これらは置換基で置換されていてもよい。Yは、-COOH、-SOOH、又は、-NH2を表す。一般式(IX)【化10】前記一般式(IX)において、Xは、水素原子2個、又は、Mg、Zn、Fe、Co、Ni、Cu、Ru、Sn、SnO、TiO、VO、Al(OH)、Ga(OH)若しくはIn(OH)を表す。R15、R16及びR17は、水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜12のアルキル基、-(CH2)mCOOH、又は、-(CH2)mNH2を表す。m及びnは、0〜12の整数を表す。
IPC (2件):
H01M 14/00 ,  H01L 31/04
FI (2件):
H01M 14/00 P ,  H01L 31/04 D
Fターム (5件):
5F051AA14 ,  5H032AA06 ,  5H032AS16 ,  5H032EE02 ,  5H032EE20
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (9件)
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