特許
J-GLOBAL ID:200903020868394613

音声符号化方法および復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-305206
公開番号(公開出願番号):特開平10-143199
出願日: 1996年11月15日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 少ないビットレートで品質が高い音声を再生可能とする。【解決手段】 入力音声を線形予測逆フィルタ18へ通し、残差信号r(t)を得、これを、1フレーム(25ms)ごとに、1ピッチ周期だけ切出し(31)、その切出したr(t)を一定長に正規化し(32)、かつそのピーク位値が一定になるようにし(33)、この正規化波形をベクトル量子化する。復号の際には前後の2つの正規化波形ベクトルの間を線形補間により波形を作って再生する。
請求項(抜粋):
音声信号を音声のピッチ周期より長いフレームごとに線形予測分析し、その分析により得られた線形予測係数と、その線形予測係数にもとづくフィルタ係数の線形予測合成フィルタを駆動する駆動信号とによって音声の特徴を表現する音声符号化方法において、フレームごとに、有声・無声区間判別を行い、当該フレームが有声区間ならば、音声信号を線形予測逆フィルタリングして求めた残差信号から、ピッチ周期長の残差信号ベクトルを抽出し、この抽出した残差信号ベクトル長を予め定めた長さに正規化し、その正規化された残差信号ベクトルを、予め定めた基準信号ベクトルとの相関が大きくなるように、当該残差信号ベクトル要素を巡回して目標残差ベクトルを求め、その目標残差ベクトルを上記合成フィルタにより音声信号に合成して目標波形ベクトルを求め、予め決めた複数の符号ベクトルより選択したものを駆動信号として上記合成フィルタにより音声合成して合成波形ベクトルを得、この合成波形ベクトルの上記目標波形ベクトルに対する波形の歪みが最小となる上記符号ベクトルを選択して量子化符号を決定し、上記判別が無声区間ならば、上記残差信号を量子化して符号を決定することを特徴とする音声符号化方法。
IPC (4件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18 ,  H03M 7/30 ,  H04B 14/04
FI (4件):
G10L 9/14 G ,  G10L 9/18 E ,  H03M 7/30 B ,  H04B 14/04 Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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