特許
J-GLOBAL ID:200903020965831122
フェライト皮膜を形成する薬剤の再生方法およびその装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-012919
公開番号(公開出願番号):特開2007-192745
出願日: 2006年01月20日
公開日(公表日): 2007年08月02日
要約:
【課題】例えば原子力プラントの炭素鋼部材のような金属部材の表面にフェライト皮膜を形成する処理液を再生することにより、複数回の処理作業であっても作業時間を短縮化する。【解決手段】常温から200°Cまでの範囲の温度条件下で、鉄(II)イオンを含む第1の薬剤と該鉄(II)イオンの一部を鉄(III)イオンに酸化する第2の薬剤と混合し、その混合液にpH値を調整する第3の薬剤を加えてpH5.5から9.0の範囲に調整して作製した処理液を用いて金属部材の表面にフェライト皮膜を成膜する際に、損耗した処理液に前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化する第2の薬剤を加えて鉄を析出させ、フィルターで除去した後、再び前記第1、第2、第3の薬剤を上記順序で添加することを特徴とするフェライト皮膜を形成する処理液の再生方法と装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
金属部材の表面にフェライト皮膜を形成する処理液であって、
鉄(II)イオンを含む第1の薬剤と、該鉄(II)イオンの一部を鉄(III)イオンに酸化する第2の薬剤と、pH値を調整する第3の薬剤を用意して、
常温から200°Cまでの範囲の温度条件下で、該第1の薬剤と該第2の薬剤と混合し、その混合液に第3の薬剤を加えてpH5.5から9.0の範囲のpH値に調整した作製した処理液を用いて、前記金属部材の表面にフェライト皮膜を成膜する際に、
損耗した薬剤に前記鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化する第2の薬剤を加えて鉄を析出させ、フィルターで除去した後、再び前記第1、第2、第3の薬剤を上記順序で添加することを特徴とするフェライト皮膜を形成する処理液の再生方法。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特開昭58-79196号公報
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特開昭62-95498号公報
審査官引用 (3件)
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