特許
J-GLOBAL ID:200903021221873443

燃料電池用燃料ガスの生成システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-031501
公開番号(公開出願番号):特開2001-223017
出願日: 2000年02月09日
公開日(公表日): 2001年08月17日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池用の燃料ガス生成システムにおいて、改質用水蒸気、パージ用水蒸気を効率的に生成する。【解決手段】 炭化水素化合物を改質して水素リッチな燃料ガスを生成するシステムを構成する。この際、改質時における炭素析出を回避するため、部分酸化部11において高温下で部分酸化を行い、その後、改質部16において水蒸気改質を行う。改質反応で生じた水素は水素分離膜18を利用して分離する。分離部20にパージガスとして水蒸気を供給することにより水素分圧を下げ、水素の分離効率を向上する。改質用水蒸気、パージ用水蒸気を、部分酸化部11から排出される高温の生成ガスと水との熱交換によって生成する。または、その他の高温部との熱交換、排気されるべき可燃性ガスの燃焼熱を利用して水蒸気を生成する。こうすることにより廃熱・廃棄物を有効活用して水蒸気を生成することができる。
請求項(抜粋):
炭化水素化合物を原料とする化学的工程により水素を含有する混合ガスを生成する化学反応部と、一方の面側を前記混合ガスを供給する混合ガス室、他方の面側を前記水素が抽出される抽出室として備えられた水素分離膜を用いて前記混合ガスから水素を分離するための分離機構とを備え、少なくとも該分離機構によって分離された水素を用いて燃料電池に供給する水素リッチな燃料ガスを生成する燃料ガス生成システムであって、前記化学反応部で生成されたガスの顕熱、前記燃料電池の排出ガスの顕熱、前記燃料電池の廃熱、前記分離機構で水素が分離された後の未透過ガスの燃焼熱、前記燃料電池の排出ガスの燃焼熱の少なくとも一部を利用して水蒸気を発生する水蒸気発生部と、該水蒸気を前記抽出室に導入する導入部とを備える燃料ガス生成システム。
IPC (2件):
H01M 8/06 ,  C01B 3/38
FI (2件):
H01M 8/06 G ,  C01B 3/38
Fターム (12件):
4G040EA03 ,  4G040EA06 ,  4G040EB04 ,  4G040EB14 ,  4G040EB33 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027BA09 ,  5H027BA16 ,  5H027BA17 ,  5H027BA19 ,  5H027CC06
引用特許:
審査官引用 (15件)
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